筑陽学園“3枚刃”力尽く…3番手・西館は涙「全国の注目チームは違う」

[ 2019年3月31日 17:35 ]

第91回選抜高校野球第9日第3試合 準々決勝   東邦7―2筑陽学園 ( 2019年3月31日    甲子園 )

<筑陽学園・東邦>敗れた筑陽学園ナイン(撮影・成瀬 徹) 
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 九州王者・筑陽学園の「3枚刃」が力尽きた。江口祐二監督(56)は6点差での敗戦を「力の差が歴然としていたが、選手はよくやった。相手のスイングの強さ、投手のボールの強さがワンランク上でしたね」と振り返った。

 先発の先発の西が4回途中2失点。1点差に迫った6回、2番手の左腕菅井が1死二、三塁のピンチを招くと、3番手・西館にスイッチしたが3連打などでこの回に5点を失い試合が決まった。「継投のタイミングが1人、遅れました」と指揮官。昨秋からの3投手の継投を中心に、甲子園初出場初勝利など2勝したが、ベスト4入りはならなかった。

 試合後、大粒の涙を流した西館は「全国の注目チームは違うと感じた。自分のボールが通用しなかった」と課題を口に。「3人でやってきたけど、自分1人でやれるくらいの力をつけて、夏にまた取り返しに来たい」と前を向いた。

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