雄星、あと2アウト… 初勝利お預けも6回3失点「自信は凄くついた」

[ 2019年3月31日 02:30 ]

ア・リーグ   マリナーズ6―7レッドソックス ( 2019年3月29日    シアトル )

<マリナーズ・レッドソックス>本拠地のマウンドで力投する菊池(撮影・会津 智海)
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  あと2アウトで…。マリナーズの菊池雄星投手(27)が29日(日本時間30日)、米本土デビュー戦となるレッドソックス戦に先発。昨季世界一軍団 を相手に6回4安打3失点でリードを背負って降板したが、9回に抑え投手が逆転3ランを浴びた。勝利投手の権利まであと1アウトの4回2/3で降板した21日アスレチックス戦(東京ドーム)に続き、メジャー初勝利はお預けとなった。

 右翼席に伸びていく放物線を、菊池は表情を変えずに見届けた。2点リードの9回1死一、二塁。新加入の守護神ストリックランドが代打モアランドに痛恨の逆転3ランを被弾し、メジャー初勝利は水泡に帰した。

 「自分の役割をきっちりと全うして、後は応援することしかできない。昔からそういう気持ちでベンチで応援しながら見ているし、それと同じ思いで見ていた」。本拠Tモバイル・パークでの米本土初登板。昨季世界一軍団に対し役割は十分に全うした。「一球一球、本当に楽しく投げられた」。2回先頭の4番ボガーツに91マイル(約146キロ)直球を左中間越えにメジャー初被弾したが、以降は仕事をさせなかった。

 4回はこの日初めて投げたチェンジアップを織り交ぜて遊ゴロ。6回はスライダーで空振り三振に仕留め「いろんな目線、ボールを散らしながらうまく対応できた」と高い修正能力を発揮した。最速95マイル(約153キロ)の直球には球速以上の威力があり、6回4安打3失点で勝利投手の権利を得て救援陣にバトンを渡した。

 「決めていない。忘れた」と苦笑いした登場曲には、シアトルが生んだ伝説のロックバンド「ニルヴァーナ」の「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」が流れた。スタンドからは今夏に第1子を出産予定の瑠美夫人(32)も声援。「しっかり指にかかったボールがいけば抑えられる自信は凄くついた」。白星こそ得られなかったが、地元シアトル初見参で手にしたものは大きかった。

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