広陵「三本の矢」折れワースト大敗 中井監督「悔しさを感じて練習を」

[ 2019年3月31日 05:30 ]

第91回選抜高校野球大会第8日 2回戦   広陵2―12東邦 ( 2019年3月30日    甲子園 )

<広陵・東邦>最後の打者・宗山のヘッドスライディングを見つめる広陵ナイン(撮影・井垣 忠夫)
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 広陵(広島)は「三本の矢」が折れ、大敗を喫した。初戦で150キロを計測した先発・河野が「初回からボールが高めに浮いて修正できなかった」と3回途中6失点と崩れた。その後を受けた石原、森の両左腕も3失点ずつと流れを止められず、東邦打線に7盗塁とかき回された。

 先発マスクの鉤流(つりゅう)は「盗塁を警戒していつもの投球ができなかった」と脱帽。甲子園で10点差敗戦は、17年夏決勝の花咲徳栄戦(4―14)に並ぶ同校ワースト。中井哲之監督は「やりたいことを全てやられた。悔しさを感じて練習していきたい」と夏に向けて再起を誓った。

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