明豊 延長11回劇的サヨナラ勝ち!春夏通じ初の4強

[ 2019年3月31日 13:52 ]

第91回選抜高校野球大会第9日第2試合 準々決勝   明豊1―0龍谷大平安 ( 2019年3月31日    甲子園 )

<明豊・龍谷大平安>11回裏、2死満塁。明豊・後藤が中越えサヨナラ打を放つ(撮影・亀井 直樹)
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 第91回選抜高校野球大会第9日は31日、甲子園で準々決勝が行われた。第2試合では、明豊(大分)と龍谷大平安(京都)が対戦。明豊は両チーム無得点で迎えた延長11回に後藤の中越え適時打でサヨナラ勝ちし、春夏通じて初の4強入りを果たした。大分県勢の4強入りは1976年の日田林高以来43年ぶりとなった。

 ともに今大会初登板となる明豊の右腕・寺迫と龍谷大平安の右腕・橋本が先発。寺迫は、内外角を丁寧につく投球で4回3安打無失点と好投し、左腕・若杉にバトンタッチした。一方、橋本は130キロ台の直球と縦に大きく割れるカーブを駆使し、6回1/3を2安打無失点で左腕・野沢にマウンドを譲った。投手戦が終盤まで続き、延長戦に突入。明豊は延長11回に若杉から右腕・大畑にスイッチした。

 明豊は延長11回2死満塁で、途中出場でこの試合初打席の後藤が中越え適時打を放って死闘に終止符を打った。

 サヨナラ勝ちの明豊は1回戦で150キロ左腕・及川を擁する名門・横浜(神奈川)、2回戦で明治神宮大会の覇者・札幌大谷(北海道)に勝利したのに続き、近畿王者の龍谷大平安も撃破した。

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