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【飯豊まりえ マチメシ!】下町人情店で、おなかいっぱい胸いっぱい

[ 2018年10月24日 12:00 ]

水口食堂の人気メニュー・いり豚を手に笑顔を見せる飯豊まりえ(撮影・三島 英忠)
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 人気女優の飯豊まりえ(20)が街の中華、洋食、食堂などを食べ歩きしながらオジさんたちと交流する連載「マチメシ!!」。第11回は、下町情緒漂う東京・浅草の「水口食堂」です。かつてビートたけし(71)も精をつけたという浅草芸人御用達の大衆食堂。行ってみると、常連客が“下町流”のおもてなしで歓迎してくれました。

 浅草演芸ホールや東洋館がある浅草六区。路地を入ったところに水色の看板が印象的なお店があります。

 中に入ると…、凄い!平日の夕方なのにお客さんでにぎわっています。女子トークをしているお姉さんたちや、競馬新聞を読んでいるオジさま。店内は庶民的な雰囲気で、とても下町っぽい。雑誌立てには愛読紙のスポニチがありました。2階には畳のお座敷もあって、とっても居心地がいいです。

 木製のメニューが壁いっぱいに貼られているのが圧巻です。全部で100種類以上あるんですって!これだけ多いと私、あれこれ目移りした揚げ句、ハンバーグとかコロッケとかメジャーなものしか目が行かなくなっちゃう(苦笑)。なのでここは、店員のお姉さんにオススメを聞いて注文しました。

 まず、運んできてもらったのは1番人気の「いり豚定食」(930円、単品は580円)。豚肉と玉ねぎだけのシンプルな一品です。早速いただくと…、おいしいっ!カレー風味の秘伝のソースはパンチが利いていて、ご飯が進むガッツリ系の濃い味です。厚みのある豚の肩ロースは食べ応えがあって、玉ねぎもシャキッとしています。パンで挟んでもおいしいだろうなあ。きっとお酒のおつまみにもなるように、濃く味付けしてあるんだと思います。

 続いて人気なのは「まぐろ刺身定食」(1550円、単品は1200円)。大ぶりな厚切りのお刺し身はとっても新鮮で、トロの脂がまたまたご飯を進めてくれます。1番人気はお肉のメニューでしたが、お魚のメニューも豊富。ふっくらと煮付けた「カレイの煮魚定食」(750円、単品は480円)も甘辛な味がご飯に合います。

 「おいしいでしょ!可愛い顔してモデルさんかい?」。ほんのり赤ら顔なオジさまに声を掛けられました。70歳の常連さんですって。他の常連さんのお姉さんに「知らないの?ドラマに出てるよ」と言われると「俺、自然の王国みたいな番組しか見ないからさ」とチャーミングにおどけて、店内は笑いに包まれました。常連さんの会話に交ぜてもらって、仲間入りできたような感じがしてうれしかったです♪

 お礼に…と言っては何ですが、オジさまにお酌をさせていただきました。ゴルフが趣味なんですって。オジさまのゴルフトークが熱を帯びてくると、女将の水口初音さん(77)が「ほどほどにね!」と注意して、また店内に笑いが起きました。この温かい雰囲気、大好きです。

 創業は1950年(昭25)で、68年になります。店主の水口淳さん(46)は3代目。「いり豚」を考案されたのは初代だそうです。かつて東洋館に出演していたたけしさんや萩本欽一さん(77)もお店に来られていたんですって!

 お肉もお魚も一度食べたら忘れられない「下町の味」に出合いました。浅草の魅力がたっぷり詰まった大衆食堂。下町人情にも触れることができて、おなかだけではなく、心まで満たされました。

 100種類以上のメニューの中で「クセになる」と評判なのが「自家製ポテトサラダ」(380円、写真)です。粗めにつぶしたポテトに、にんじんときゅうり。いもがゴロっとしていて食べ応えがあります。何よりおいしいのは、自作のマヨネーズ。コクが深くて、酸味と甘みが控えめです。定食のサイドメニューとしても、お酒のおつまみとしてもお薦めです。

 ◇水口食堂 毎朝手作りしている「コロッケ」(定食730円、単品380円)や「ハンバーグ定食」(1100円、単品は750円)も人気。東京都台東区浅草2の4の9。つくばエクスプレス浅草駅から徒歩3分。(電)03(3844)2725。営業は月〜金曜、午前10時〜午後9時半。土、日曜、午前9時〜午後9時半。水曜定休。

 ◆飯豊 まりえ(いいとよ・まりえ)1998年(平10)1月5日生まれ、千葉県出身の20歳。12年に女優デビュー。今年4〜6月にTBSドラマ「花のち晴れ〜花男 Next Season〜」に出演。フジテレビ系「にじいろジーン」でMCを担当している。1メートル67。血液型B。

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