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【絶対!健康 若返る旅】坂道上がってシェイプUP 水中負荷上げてシェイプUP

[ 2019年7月19日 12:00 ]

見頃のアジサイを見ながら季候療法ウオーキング。歩くのも苦になりません  
Photo By スポニチ

 熟年記者が旅をしながら健康を目指す「絶対!健康 若返る旅」。今回は新潟県妙高市を訪ね、「妙高型クアオルト(健康保養地)」を目指して行われている「妙高型健康保養地プログラム」を体験した。自然と温泉を生かした季候療法ウオーキングと温泉水中運動を組み合わせたもので、「やや強めの心拍数」がポイント。宿のホテルも健康志向で、心身ともにリフレッシュ! 

 「イチ、ニッ、サン、シッ!」。顔をしかめながらかがんで、反って、腕を振り上げ、上半身を回して…。午前9時、しなの鉄道妙高高原駅からバスで5分の妙高高原体育館(ほっとアリーナ妙高高原)前。健康保養地プログラムはCDラジカセから流れるラジオ体操から始まった。

 参加者は17人。体がほぐれたらマイクロバスで標高約800メートルの赤倉温泉へ移動し、季候療法ウオーキング。坂道が多い約2・5キロのコースで、「坂道は太腿の表側の大腿四頭筋や(腰椎と大腿骨を結ぶ)腸腰筋、ハムストリング(下肢後面の筋肉)などへの刺激があり、筋力アップや脳活性につながる」と指導役のヘルスケアリーダー、駒村鮎美さん(41)。「腸腰筋を使って太腿を上げ、歩幅を広くする」という歩き方にも力が入った。

 頑張ったせいか、途中、階段を上ったところにある三社権現で1分間の心拍数を測ったところ、運動負荷としては55~60%の「138―年齢の半分」という目標値を少々オーバー。その後は見頃を迎えたアジサイを見ながら歩くなどペースダウン。それでも1時間を歩き終えたときには全身、汗ばんでいた。

 ドイツ語でクア(療養、保養のための滞在)とオルト(場所)という言葉を重ねたクアオルトには、健康ブームに乗ってウオーキング主体に取り組む自治体が増えているが、それだけで終わらないのが妙高型。「越後富士」と呼ばれる妙高山(標高2454メートル)山麓で湧出する豊富な温泉(弱アルカリ性単純温泉)を活用して、体育館の温泉トレーニングプール(直径18・6メートルの円形)で水中運動も行っている。

 こちらの指導役は館長の岡田敦史さん(42)。「ウオーキングでは下半身を使ったのでプールでは上半身を」と、運動に適した水温(32度)の中で歩きながら両手で水をかいたり、挟んだり、すくったりして約40分。「水中では体に浮力がかかり膝や腰への過度な負担がなく運動できる一方、適度な水圧で血行促進、心肺機能向上が期待できる」のだという。

 ここでも心拍数を測ったが、今度は目標値より若干低めということで水中ランニング。歩いて、腕を使って、走って、終わってみれば全身締まった感じで、気分もスッキリ。思わずガラス戸に映る姿をチラ見してしまった。  

 ≪日本最大規模アドベンチャーと極上星空温泉≫水陸で汗を流した後は、妙高高原体育館から車で40分の「ロッテアライリゾート」で体を休めた。とはいえこのホテル、東京ドーム122個分の広大な敷地に立つ全257室の大型リゾートで、施設の内外を歩くだけでもいい運動になる。そればかりか、冬のスキー場(全14コース)のほか、タイヤ形プラマットで滑走するチュービングや、五輪競技で注目のボルダリング、ワイヤロープを滑車で下るジップラインなどアクティビティーがいっぱい。中でもジップラインを長くして標高950メートルからスタートするジップツアーは全長1501メートルでアジア最長規模。ツリーアドベンチャーも遊具数102、全8コースと日本最大規模で、これらを楽しめば心拍数は昼の基準値を超えそう。でも心配はいらない。地下1750メートルから湧き出る「星空温泉」の湯は体育館と同じ泉質で、星空が美しい露天風呂に身を沈めれば極上のリラクゼーション。これぞロッテ型クアオルト!?

 ▽行かれる方へ 車は上信越道妙高高原ICから5分。健康保養地プログラムの参加料はウオーキング1000円から、水中運動2000円から(5人以上、以下の場合は要相談、要予約)。ロッテアライリゾートへは北陸新幹線上越妙高駅から送迎車あり。問い合わせは妙高観光局=(電)0255(86)2412、妙高高原体育館=(電)同(86)4466、ロッテアライリゾート=(電)同(75)1100。

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