2025年大阪・関西万博 “張りぼてのまま”開幕か リングは「税金の無駄遣い」
2025年大阪・関西万博開幕まで1年を切る中、木造巨大屋根「リング」を建設する下請け企業の経営者や海外パビリオンの施工業者ら工事関係者が取材に応じた。「張りぼてのまま開幕するのでは」との声が聞かれるなど現場の士気は上がっていない。
「結局、つぶすものを造っている」。リング工事の下請け会社を経営する40代男性はむなしさを口にした。
350億円を投じるリングは閉幕後撤去の方針を一部保存に変更する案も出ているが「造っている私たちさえ税金の無駄遣いと思ってしまう」と本音も出た。
リングの工事は順調だがリング内のパビリオンより先にリングが完成すると建設用の重機や資材を搬入できなくなる可能性もある。
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