【だから元気】浅野ゆう子　有機と愛のスムージー　夫と毎朝楽しむ手作りの一杯

抜群のプロポーションを維持し続ける浅野ゆう子（撮影・光山　貴大）
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　著名人に健康や元気の秘けつを語ってもらう企画「だから元気！」。今回は女優浅野ゆう子さん（60）の登場です。2017年12月に同世代の一般男性と結婚し、2人で毎朝「特製手作りスムージー」を飲むことが日課になったという浅野さん。いつまでも旦那さんとともに健康でいるための“隠し味”とは？（構成・小田切葉月）

　結婚して3年。食生活がかなり変わりました。夫も高齢ですし、2人とも健康で、残された時間を楽しく過ごすため、スムージーを毎朝作ることに決めました。

　こだわりは有機野菜を使うこと。小松菜、ホウレン草、ケール、ニンジンは絶対ですね。低カロリーですし、ビタミンやミネラルも豊富。他にもセロリやゴーヤなどを入れています。パプリカは赤と黄色で栄養素が違うので両方です。赤いものはビタミンCがたくさん入っていて、黄色いと老化や動脈硬化の予防に効果的なんですよ。ここにフルーツや蜂蜜、豆乳で飲みやすさをプラス。夫はさらにバニラ味のプロテインを追加しています。毎日作るのは大変ですが、続けられるのは“愛”があるからですかね。（笑い）

　食物繊維もたっぷりで、夫は飲み始めてからおなかの調子がいいみたい。私は50歳を超えてから疲れが抜けにくくなったので、スムージーを「これを飲めば健康でいられる」と思いながら飲んでいます。私にとってお守り的な存在。若い時はお肉ばかりの生活だったので、当時の私が今の生活を見たらびっくりしちゃうかも！

　ほかに続けていることといったら、20代の頃から毎日、朝晩2回湯船に漬かっていることですかね。朝は血行と代謝を上げるために41～42度の熱めに設定して、入浴時間は3分くらい。夜は39度くらいで、15分ほどリラックス。身体が温まって、睡眠の質が良くなります。

　コロナ禍の今年からはお買い物ついでに、1時間かけて約3キロ歩くことを目標にしました。マスクをして歩くのは呼吸がしづらくて大変ですが、これも自分のため。末永く夫と笑顔でいること。これを目指して日々の生活を大切にしていきたいです。

　≪登場とラストでメーク変化≫浅野は4月7日から4都市で上演している舞台「魔界転生」に出演している。緊急事態宣言に伴い、明治座で行われる東京公演は5月4～16日まで休演。18日から再開が予定されている。山田風太郎氏の伝奇小説が原作で、浅野は18年の上演に引き続き淀殿役を演じる。「前回よりもパワーアップしているところを見せないと、声をかけてもらった意味がない。気合が入ります」と話している。
　
　ビジュアル面でも一工夫。登場の場面とラストシーンでメークを少し変えているという。「妖怪として登場しますが、最後は優しい母として黄泉（よみ）の国に帰ります。どう変わっているかは、舞台でお楽しみください」と笑顔を見せた。

　◇浅野　ゆう子（あさの・ゆうこ）1960年（昭35）7月9日生まれ、兵庫県出身の60歳。1974年にアイドル歌手としてデビューし、同年「恋はダン・ダン」で日本レコード大賞新人賞受賞。90年代初めに起きたトレンディードラマブームの中心人物で、フジテレビ「抱きしめたい！」（88年）では浅野温子（60）とのW浅野で主演を務め話題を呼んだ。趣味は読書。血液型AB。1メートル67。