こだわり旬の旅

【瀬戸内】モフモフの楽園!700羽がお出迎え ウサギの島で癒やされて

大久野島のウサギに思わずほっこり。戯れていると時間が経つのも忘れる
Photo By スポニチ

 瀬戸内海がにぎやかだ。JR西日本が兵庫、広島、愛媛各県で「せとうちキャンペーン」を6月まで実施すれば、JTBでは広島、山口両県で「瀬戸内・山陰キャンペーン」を9月まで展開中。その内容が気になって出掛けたが、クルーズやタクシーでの酒蔵巡りなど、地域色をいかしたメニューがいろいろ。穏やかな気候も相まって“瀬戸内の春”を満喫した。

 瀬戸内海にある大小合わせて3000もの島々。その中で「ウサギの島」として人気なのが大久野(おおくの)島(竹原市)。周囲わずか4・3キロ、面積0・7平方キロの小さな島に、野生のウサギが700羽以上生息しているというのだ。

 山陽新幹線三原駅でJR呉線に乗り換え、忠海(ただのうみ)駅から徒歩5分の忠海港から船で約15分。クルーズ気分で同島に足を踏み入れると、いるわいるわ!茶、白、グレーなどさまざまな色のウサギが。特に多かったのがビジターセンターや休暇村の前の草地。ニンジンや豆のような餌を手にした観光客と戯れたり、気持ちよさそうにひなたぼっこ。一方でウサギの耳をかたどった集音器を耳に当てウサギ気分に浸る?観光客もいるなど、まさに“ウサギの楽園”だ。

 これだけウサギが多い理由には「小学校が飼っていたウサギを放したことで野生化した」「戦時中、島で毒ガス実験が行われ、実験動物としてウサギが持ち込まれた」など諸説あるが、かつて毒ガス工場があったのは事実。このため大久野島は「地図から消された島」だったが、今では国立公園に指定され、毒ガス資料館(入場料100円)や、日露戦争時に要塞として整備された遺跡などが見学できる。

 ウサギに触れて心がほっこりした後は忠海港に戻って呉線で竹原駅に向かい、竹原市内の町並み保存地区を歩いた。「安芸の小京都」といわれる町は、本町通りを中心に江戸後期に製塩業や酒造業で栄えた屋敷や由緒ある寺院が並び、情緒たっぷり。往時にタイムスリップしたような気分だ。

 中でも竹鶴酒造はニッカウヰスキーの創業者で、「日本のウイスキーの父」と呼ばれる“マッサン”竹鶴政孝の生家。近くに政孝・リタ夫妻の像も建てられ、江戸時代の漢学者・頼山陽の叔父が建設した春風館などとともに観光客が絶えない。いずれの建物も中には入れないが、飴色の格子や漆喰壁が200年余の歴史を感じさせた。

 ▽行かれる方へ 大久野島、竹原に行くには「せとうちキャンペーン」の「せとうち島たびクルーズ」を利用するのもいい。大崎下島にも寄港するので観光面で無駄がない。トラピックス、クラブツーリズム、東海ツアーズ、朝日旅行のツアーに設定。問い合わせは竹原市観光協会=(電)0846(22)4331=か各旅行会社。

[ 2018年5月1日 13:05 ]

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