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【だから元気!】安藤優子 人生のグッディ!な思い出飾る 心癒す「額装」

[ 2019年8月2日 12:00 ]

安藤優子に自ら額の中に入ってもらいました(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 フジテレビ「直撃LIVE グッディ!」(月~金曜後1・45)でメインキャスターを務める安藤優子さん(60)。ニュースに追われる日々、心の癒やしに続けているのが「額装」だ。額の中に写真や絵画だけでなく思い出の品などを収め、一つの作品にして楽しむ。個性あふれる趣味が生む、笑顔の原動力について聞いた。

 額装に興味を持ったのは米国で暮らした高校生の頃でした。日本の家は壁にカレンダーを掛けたりしますけど、向こうは部屋のコーナーに額入りの写真を飾ったりして、角や壁の使い方が上手なんです。「日本でもそういう使い方をすれば素敵だな」って思っていたんです。

 初めて自分で額装をしたのは、20代前半の頃でした。最初はとんでもないものを作っていましたね(笑い)。ある時、スペインのピカソ美術館に行った友人が、私が大好きなピカソの絵のスカーフを買ってきてくれたんです。でも、スカーフとして使うと、柄が見えない。そこで額装屋さんに持って行ったらピカソが好んで使っていたムクの木の額を探して、額装にしてくれたんです。これを「ピカソの絵だ」と見違える方もいるほどです。インテリアとしても存在感を発揮してくれて、凄く満足しています。

 普通は絵画や写真を額装するんですけど、このピカソから、私の額装への思いがエスカレートしました。小さい頃にクラシックバレエで使っていたトーシューズです。お店に持って行ったら「トーシューズを額装したことはない」と言いながらも、ビロード地の上にトーシューズを結んで、素敵な感じに仕上げてくれました。シューズの後ろには「ゆうこ」とか「あんどう」と名前が書いてあります。普通なら箱にしまっておくか、捨ててしまうかもしれない。額装はそんな思い出を日常の中の風景として取り込むことができるんです。

 平日は毎日、「直撃LIVE グッディ!」に出演しています。額装を見て、歩んできた道にしばし思いをはせることが癒やしになり、仕事への一種のエネルギーにもなっていますね。

 額装をきっかけに、素敵な贈り物もいただきました。姉が大ファンだったポール・マッカートニーの雑誌の切り抜きを私が額装にしていて、来日したポールにインタビューする際に持って行ったんです。ポールはとても喜んでくれて、何と額のガラスの上からサインをしてくれました。「これは大変だ」と思って、ガラスの上にさらにアクリル板を貼りました。キッチンに掛けて、ポールに見られながら料理をしています。いい気分ですよ(笑い)。
 作家の司馬遼太郎さんから頂いたはがきも額装にしています。94~95年ごろだったか、私の番組についてどう思っているか、身に余るような感想を書いてくれました。至る所に推敲(すいこう)した筆跡が残っていて「これぞ司馬遼太郎さんだ」と思いました。かと思えば、同じ部屋には米国時代に行った遊園地で、名もない画家さんに描いていただいた似顔絵の額装も飾ってあります。ちょっとふっくらしている私がいて、青春の思い出がよみがえりますね。

 私にとって、額装にかける時間はとても豊かなひとときです。額装することによって、置き忘れてきた思い出が正しく補完されて、大事にしていることが伝わるんです。楽しいですよ。皆さんにもぜひやっていただきたいと思います。

 《大人気グッディ!歴代最高視聴率に》「直撃LIVE グッディ!」は7月22~26日には第1部(後1.45~2.50)の週間平均視聴率が6.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と歴代最高を更新。「情報ライブ ミヤネ屋」など強豪ひしめく同時間帯の週間視聴率で、初めてトップに立った。特に22日の放送は第1部が8.1%、第2部(後2.50~3.50)が8.4%の高数字。

 15年3月の放送開始から携わる安藤は「初めの頃から考えると、対応力も取材力も制作力も付いてきました」と感慨深げ。コンビを組む俳優高橋克実(58)ら出演者、スタッフとは月1回ペースで飲みに行くといい「コミュニケーションが取れているのもいいところ」とチームワークの良さを強調した。

 ◆安藤 優子(あんどう・ゆうこ)1958年(昭33)11月19日生まれ、千葉県市川市出身の60歳。1987年「FNNスーパータイム」(フジテレビ)のキャスターとなり、その後「ニュースJAPAN」「FNNスーパーニュース」など同局の報道の顔としてニュース番組を歴任。91年湾岸戦争、95年阪神大震災などを現地から伝えた。キャスターとしてのモットーは「視聴者の目線を忘れないこと」。

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