秋篠宮さま 小室さんを拒絶 旧知の友人「これからも赤の他人」
宮内庁は1日、秋篠宮家の長女眞子さま(29)が大学時代の同級生小室圭さん(29)と26日に結婚されると発表した。
眞子さまと小室さんの結婚は、儀式や結婚式などの行事が一切行われないことも決まった。異例の手順となった背景には、秋篠宮さまの強い意向があったとみられる。
宮内庁は理由について、秋篠宮さまが2018年11月の誕生日の会見で「問題がクリアされ、多くの人が納得して喜んでくれる状況にならないと、納采の儀などは行えない」との考えを示されていたことを挙げ「現状はその状況にないと判断された」としている。
眞子さまは26日に婚姻届を提出し、皇籍離脱の後で会見を行う。2人そろっての会見は皇室関連施設ではなく、一般の施設で行われるとの見方も出ている。宮内庁関係者は「儀式を行わず、施設も使わせないのは、秋篠宮さまが“けじめ”をつけたのだろう」と推察する。
秋篠宮さまを古くから知る友人は「宮さまは、今でも結婚に反対だ」と語る。18年の儀式を行わないとの発言の真意を尋ねたところ、秋篠宮さまは「結婚に反対と受け取ってもらってかまわない」と断言。考えは一貫して変わらないという。
小室家側の誠実な対応と、国民の理解を得るための分かりやすい説明を求めてきた秋篠宮さま。今年4月に小室さんが公表したトラブルに関する28ページに及ぶ文書の裁判書面のような書きぶりには、ひどく落胆されていたという。旧知の友人は「儀式を行わせないのは眞子さまを勘当したようなもの。宮さまにとって、小室さんはこれからも赤の他人」と指摘した。
一方で、父親としては苦渋の決断となったとみられる。秋篠宮家を知る関係者は「国民からは“破談にしろ”との厳しい意見もあった。しかし、眞子さまの体調不良があったので、小室さんと無理に引き離すことができなかったのではないか」とおもんぱかった。
宮内庁関係者からは、改めて小室さんが単独で会見を開くべきとの声も上がる。「眞子さまを守り、一切の説明を引き受ける、という選択肢もあるのではないか」。眞子さまの心を癒やせるかは小室さんの振る舞いにかかっている。
《儀式一切なし》眞子さまが行われる予定だった儀式には、一般の「結納」に当たる「納采の儀」がある。通常は結婚の数カ月前に行う。その後、相手側の使者が宮家側に結婚式の日取りを伝える「告期の儀」、式当日に使者が結婚する女性皇族を迎える「入第の儀」と続く予定だった。天皇、皇后両陛下に感謝を述べる「朝見の儀」や、皇居・宮中三殿への参拝(賢所=かしこどころ=皇霊殿神殿に謁=えっ=するの儀)も行われない。