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【橋本マナミ 恍惚のグルメ】六本木の隠れ家でトリ合いっこしよ

[ 2017年1月20日 12:00 ]

1番人気の妻地鶏もも焼きにうっとりし、思わず2個イッっちゃった橋本マナミ
Photo By スポニチ

 誰を連れていっても驚かれる隠れ家が東京・六本木にあるんです。夜の街のにぎやかさとは対照的にひっそりとたたずむ玄関。見逃して通り過ぎてしまいそうなドアを開ければ、おいしい地鶏料理を堪能できます。まずは店にたどり着けるのかがゲーム感覚で楽しめて、ここで合コンをする男女も多いみたい。素敵な出会いも生まれそうです。

 東京ミッドタウンから徒歩5分。飲食店が並ぶ路地裏にその店はあります。民家のような入り口で、気づかずに一度は通り過ぎるお客さんが続出。看板はなく、小さな「酉男」という表札があるだけ。到着した時、都会の中の隠れ家を見ぃつけた!そんな喜びが感じられます。

 ここは、地鶏料理がメインの「bird酉男man(バードマン)」。知る人ぞ知る店に行くのってツウっぽいですよね?うれしくなって私の胸、弾んでます。店に入るとすぐ、カウンター席前にある厨房(ちゅうぼう)から、地鶏を焼く時の勢いのいい炎が見えてきて、おいしさへの期待も膨らみます。

 1番人気は「宮崎県西都市 最高級プレミアム妻地鶏もも焼き」(中=180グラム、1480円。大=300グラム、2180円)。宮崎県西都市の広くてストレスがたまらないように配慮した環境で育てられた「妻地鶏」は、引き締まり、うま味が強いのが特長。

 調理では火加減と焼く時間が勝負ですが、ここではスタッフが丁寧にしっかりと炭火で一気に焼き上げるから、とてもジューシーで香ばしい。しかも「プレミアム」は、ヒナの時から天然大豆発酵水が与えられ、肉質が一層しなやか。そうした肉のうまみを逃がさず閉じ込めているのでおいしい。お肉の持つほんのりとした甘さも感じます。

 味付けに使う塩は宮崎産と沖縄産をブレンド。店長の阿部智さんは「塩も肉のうま味が一番前に出るものを選びました。甘味も塩が引き出しているんです」と教えてくれました。このおいしさに欲張って私、いっぺんで2個イッちゃった。

 「妻地鶏つくね串焼き」(1本300円)は肉のうま味を味わいながら、軟骨のコリコリした食感が絶妙。こちらもやっぱりジューシー。隠れ家的な店でおいしいものを食べるのってぜいたくだなって幸せを感じます。

 「自家製ポテトサラダ」(580円)はゆで卵が乗っているかわいいビジュアル。クリーミーに練られたポテトがハム、タマネギ、キュウリ、ニンジンとちょうど良い食感で混ぜられています。阿部店長は「ポテトサラダでその店のレベルが分かるといわれるので、こちらも気合を入れています」と話しています。やっぱりこの店のおいしさに納得する一皿です。

 「鶏ササミとアボカドのカルパッチョ」(680円)は女性に人気。朝引きの新鮮な鶏がわさびしょう油のドレッシングにピッタリなんです。「セセリ炭焼き」(630円)はよく動かす首の肉特有の食感があっておいしいです。焼酎「霧島」(白、黒=450円)、「YEBISU 生BEER」(550円)、「宮崎マンゴー割」(500円)など、アルコールもリーズナブルな値段です。

 ≪トリ込んで運気アップ≫店内は仕事帰りのサラリーマンやOLでにぎわっていて、合コンで訪れる男女も多いとか。お店にすんなり到着できたかどうかもトークのとっかかりになりますよね。「取り込む」として、運気アップにつながるともいわれる酉(とり)年。ここから素敵な恋がはばたく予感がします。

 ◆橋本 マナミ(はしもと・まなみ)1984年(昭59)8月8日、山形県生まれの32歳。フジテレビ「バイキング」金曜レギュラー。28日公開の映画「破門 ふたりのヤクビョーガミ」で愛人役を演じる。1メートル68、B86、W60、H88。

 ◇bird酉男man 2013年11月にオープン。東京都港区六本木7の5の7。六本木駅から徒歩7分。(電)03(6804)2442。月〜土曜午後5時30分〜深夜0時。日曜定休。地下1〜3階、地下と3階に計5個の個室。1階はカウンター10席で、全部で70席。

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