狩野英孝 同じ仕事内容のはずが「3時間終始、無言無表情だったんです」美川憲一のすごさを語る

[ 2023年3月26日 13:35 ]

狩野英孝
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 お笑いタレント・狩野英孝(41)が、26日放送の読売テレビ「上沼・高田のクギズケ!」(日曜前11・40)に出演。美川憲一(76)のすごさを力説した。

 番組では「真似できないと思った他人の行動」がトークテーマとなり、狩野はある仕事での美川の行動を紹介した。その仕事というのが、映画「スパイダーマン」を観るという仕事で「観て感想を言うんじゃなくて、僕が3時間、映画を観てるのがずっと流れてるんです」と狩野が映画鑑賞している様子を映すという内容だったという。

 狩野自身も「こういう仕事もあるんだ」と驚いたことから、関係者に「視聴者はどうやって楽しむんですか?」と質問。すると、視聴者も狩野が映画を見始めるのと同時に自宅などで再生ボタンを押し、同時視聴するという趣旨を聞かされたという。そこで「ちなみにこれ、どういう方が仕事やられるんですか?」と尋ねたところ「美川憲一さんはOKもらってます」と知り「大先輩がやられてるし、僕もやろうって」とその仕事を引き受けた。

 いざ、当日を迎え「皆さん、一緒に再生ボタン押してください。3、2、1、再生」と視聴者に呼びかけながら映画鑑賞をスタート。「スパイダーマンやられるー!必殺技出たー!」などと映画を観ながら実況をし、途中で分からないことがあれば「このキャラクターって誰ですか?」と観ている視聴者にチャットで質問。「これは1に出てた誰々」「そーなんだ、頑張れスパイダーマン!」などチャットでやり取りもしつつ3時間、映画鑑賞という名の“映画実況”を敢行。「クッタクタなんです。終わって疲れた~って」と疲労困憊になったという。

 そして「美川さん、どんな感じでやってるんだろうな?」と見みてみたところ「3時間終始、無言無表情だったんです。ずーっと斜めからじっと見てて…」と自身とは対照的だったと明かし「美川さんならではの存在感。一言も喋らないんですよ」と無言で映画を観ているだけでも存在感があり、仕事が成立する美川のすごさに感嘆していた。

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