松本梨香　「ポケモン」最後のサトシのセリフ、胸詰まり声出ず…「まだまだ心の整理がついてない」

声優の松本梨香
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　24日に最終回が放送されたテレビ東京のアニメ「ポケットモンスター　めざせポケモンマスター」で、97年4月から主人公・サトシの声を担当した声優の松本梨香（54）が26日、自身のインスタグラムを更新し、心境を明かした。

　松本は「人生は、嬉しい方の涙探し。みんなからの暖かいメッセージにずっと泣かされっぱなしです。本当に心からありがとう♪♪♪まるごと、ぜーんぶ全てに感謝の気持ちで胸がいっぱいです」と書き始め、最終回の放送を終えた今でも「同時に、まだまだ心の整理がついてないところも正直いっぱい。。急がず、徐々に雪がとけるように自然の流れに任せようと思っています」と吐露した。

　さらに、最終回の収録が行われた日を振り返り「忘れもしません、1月27日でした。最後のセリフを言わなくてはいけない時、これを口にしたらサトシを表現する事がなくなってしまう。。そう思うと胸が詰まって、声が出ません。『すみません、五分下さい』スタッフさんたちに無理をきいてもらいました。そうして迎えたサトシに命を吹き込む最後のコトダマ。『ピカチュウ。いつか俺がポケモンマスターになった時、そこにいてくれよな。。よし！　行こう！』このメッセージを今まで応援してくれた皆さんに贈ると共に、自分の胸にもしっかりと刻みました」と説明した。

　「これからも松本梨香は、みんなにもらった愛を、お返しできる自分でいられるよう、表現者として全身全霊がんばって精進していくので、どうかみんなも、『そこ』にいて下さい。そして、どんなに苦しいことがあっても悲しいことがあっても、すべてを糧にして前を向き、サトシの言葉を胸に『よし！　行こう！』です！！今までもこれからもささえてくれている、すべての方へ…心からありがとうございます。サトシと梨香の旅は終わらない　つづくったらつづく…『みんなの愛ゲットだぜ！！』サトシこと松本梨香より　愛を込めて」とつづった。

　　アニメ「ポケモン」シリーズは97年4月から放送開始され、世界中の人々に愛されてきた。昨年11月には、ついにサトシがポケモンバトル最強を決める大会「ポケモンワールドチャンピオンシップス」決勝戦に勝利し、世界一を達成。今年1月からはピカチュウとの物語の最終章「めざせポケモンマスター」編が11話にわたって放送された。