【どうする家康 大河絵(どうする絵)】第11話 団子は語る 甲斐の虎の圧倒的オーラ 椿姫の儚き美しさ

[ 2023年3月26日 17:01 ]

イラストレーターの石井道子氏が描いたNHK大河ドラマ「どうする家康」第11話大河絵 団子は語る 甲斐の虎の圧倒的オーラ 椿姫の儚き美しさ
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 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は26日、第12話が放送される。

 昨年の三谷幸喜氏脚本「鎌倉殿の13人」のイメージイラスト全48話分と3枚の“大河絵巻”を描いたイラストレーター石井道子氏。“大河絵”“鎌倉絵”“殿絵”と人気を博した。大河ドラマ62作目となる「どうする家康」でも、前作「鎌倉殿の13人」に負けず劣らない“クセ強”キャラたちを石井氏が描いていく。

 先週の第11話は「信玄との密約」。三河国主となり、姓を徳川と改めた家康(松本潤)は、今川領の駿河・遠江を狙う武田信玄(阿部寛)と談判を行うことになる。信玄との交渉に臨んだ家康は、双方が今川領を攻め、切り取り次第で己の領地にするという密約を交わす。恩ある今川と戦うことに抵抗を感じつつも、家康は遠江の引間城へと兵を進める。しかも引間城主は、瀬名(有村架純)の親友・お田鶴(関水渚)だった…という展開。

 信玄との“遭遇”。穏やかな口調ながら、圧倒的なオーラを放つ甲斐の虎。押し付けられた団子=要求を半分しか食べられなかった家康と、残りの1個半を一口でたいらげた信玄。そして駿府攻めに出陣した風格漂う甲冑姿にSNS上も「怖い」「格が違う」と沸いた。

 一方、瀬名の幼なじみの“椿姫”お田鶴の甲冑姿は死を覚悟した儚き美しさをまとっていた。美しい駿府の町、お団子を一緒に食べた冬の日がよみがえる。再会を待つ瀬名は雪が降る中、築山に植えた椿を見て…。団子が物語る2つのストーリーを石井さんが描く。

 ◇石井 道子(いしい・みちこ)絵描き。千葉県生まれ。清野菜名と松下奈緒がダブル主演を務めたテレビ朝日の昼帯ドラマ「トットちゃん!」(2017年10月期)劇中画を手掛ける。「ALL OF SHOHEI 2021 大谷翔平写真集」「スポニチ URAWA REDS 2021 浦和レッズ特集号」(スポーツニッポン新聞社)などにイラストを掲載。スポニチアネックスでは昨年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に続いて2度目の大河絵連載。

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