水卜麻美アナ 柔らかい空気で一緒にいる人を癒やすタイプ 新人時代からすでに愛される“ミトちゃん”

[ 2023年3月26日 05:00 ]

水卜麻美アナ&中村倫也 結婚発表

11年、東京タワーをバックにポーズをとる水卜アナウンサー
Photo By スポニチ

 【スポニチ本紙デスクが語る人気アナの新人時代】2011年3月、初のレギュラー番組として「ヒルナンデス!」に出演することが決まった水卜アナにインタビューした。入社1年目で記者の取材はほとんど受けたことがなかったという水卜アナは、汐留の日本テレビの一室に、少しオドオドしながら入ってきた。大丈夫かな?と思ったが、取材の意図を説明すると「はい、分かりました」とキリッと表情を変えた。可愛らしいだけでなく、芯の強さがある女性だと感じた。

 局が力を入れる昼の帯の新番組。そのアシスタントに大抜てきされ、重圧はあったようだった。それでも「お昼の時間帯に、視聴者にしっかりと情報を届けたい」という趣旨の話を、身ぶりを交えて語ってくれたのを覚えている。

 こちらが少し砕けた質問をすると、表情を崩して、人懐っこい笑顔。ほんわかと、柔らかい空気をまとっていて、一緒にいる人を癒やすタイプの女性という印象を受けた。初対面の相手を前にしても気さくで、話が乗ってくれば、椅子から身を乗り出してくる。中村も、そんな飾らない水卜アナの人柄に居心地のよさを感じ、引かれていったのではないか。入社1年目ながら、あの日、水卜アナはすでにもう、誰からも愛される“ミトちゃん”だった。(文化社会部デスク・大木 真吾)

続きを表示

この記事のフォト

2023年3月26日のニュース