乃木坂46 11周年ライブでコール解禁 久しぶりの歓声にメンバーも涙

[ 2023年2月23日 00:36 ]

乃木坂46の3代目キャプテンに就任した梅澤美波(中央)

 乃木坂46が22日、横浜アリーナで「11th YEAR BIRTHDAY LIVE」を行った。2020年2月の8周年ライブ以来約3年ぶりの声出し解禁で、集まった1万2000人のファンも大盛り上がり。久しぶりの歓声を受けたメンバーは目に涙を浮かべながら、熱いステージを繰り広げた。

 開演前から、ファンのコールが鳴り止まなかった。メンバーを今か今かと待つ中、冒頭でライブの最後に披露する定番曲「乃木坂の詩」のイントロが流れ、会場のボルテージは一気に上昇。通路からメンバーが登場すると、キャプテンの秋元真夏(29)は「今回は皆さんの声を久々に聞くことができます!もどかしい思いをしながら新しい形を探して一緒に歩いてくれて、ありがとうございます!」と感謝。「皆さんも歌って下さい!」と叫ぶと、これまで我慢してきた分を発散するかのように、ファンたちも大合唱。温かい空気が会場を包んだ。

 ライブは事前に行われたファン投票による「ライブで聴きたい曲」トップ20を中心にセットリストを作成。1位はグループの歴史を紡いできた名曲「きっかけ」。メンバーが過去のシングル曲などの衣装で登場し、歌声を響かせた。

 今月26日の卒業コンサートをもって卒業する秋元に加え、来月には最後の2期生である鈴木絢音(23)もグループを離れる。1期生から加入したばかりの5期生がそろうバースデーライブは、今回が最後。3期生の梅澤美波(24)は「1つのターニングポイントになると思う。気合いを入れて真夏さんの卒業コンサートまで盛り上げていきます!」と意気込み、山下美月(23)も「後輩たちでも乃木坂を背負っていけるんだぞ、っていうのを見せていきたい」と力を込めた。

 全36曲を披露し、3時間超えとなった公演では2代目キャプテンの秋元から、3代目を梅澤が引き継ぐと発表。秋元は「これからもうめ(梅澤)のことを支えて、笑顔を守ってもらいたい。12年目に入る乃木坂もよろしくお願いします!」と呼びかけた。

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2023年2月22日のニュース