間寛平GM「懐かしいですわ」 21年ぶり「あっちこっち丁稚」未知やすえ&烏川耕一が夫妻役

[ 2023年2月22日 13:16 ]

「第13回吉本新喜劇月例会見」に出席した(前列左から)前田まみ、松浦景子、間寛平、烏川耕一、未知やすえら
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 吉本新喜劇GMの間寛平(73)は22日、大阪市内で「第13回吉本新喜劇GM月例会見」に出席。3月21日の「吉本新喜劇記念日2023」で21年ぶりに復活する「あっちこっち丁稚」で、カステラの老舗「月菓粋 木金堂(げっかすい もっきんどう)」の御寮さん役を未知やすえ(59)、旦那さん役を烏川耕一(50)に決まったことを発表した。

 開口一番、「懐かしいですわ」と口にした寛平。当時と同じ丁稚・寛松役で登場することになり「73で丁稚ですよ」と苦笑いだ。同じく丁稚・利松役を当時と同じく坂田利夫(81)に頼むプランもあったが「よいとせのこらせ、もできないから」と現状、得意ギャグを演じられないため、出演依頼を取りやめた。

 「あっちこっち丁稚」は75~83年に、日曜昼にABCテレビで放送されたコントバラエティ番組。大正時代の大阪のカステラの老舗「月菓粋 木金堂(げっかすい もっきんどう)」が舞台で、丁稚の木松・木村進さん、と寛松、利松の3人が毎回ドタバタ騒動を繰り広げる伝説の人気番組だった。02年10月に「間寛平芸能生活30周年」でリメイク版を開催して以来の復活公演となる。

 毎回笑いの中心となった御寮さんが旦那さんにビンタする1シーンを、未知と烏川が再現。「いっぺん叩いておこか?」と会見で寛平がふり、「本番でいいでしょ」と後ずさりする烏川に、未知がきつ~い一発をお見舞い。「痛あ~」と叫んだ烏川は「本番、休ませて」と笑いを誘った。御寮さん役の山田スミ子さんが当時来ていた薄紫色の艶やかな着物を着て登場した未知も「本番はもっとしっかり音が鳴るように。手首、鍛えておきます」とまた、爆笑をさらった。

 御寮さんを演じる未知は漫才コンビ「やすえ・やすよ」でデビューした当時、向かいの店の男の子の丁稚として坊主頭のカツラを被って出演した。40年前に出演した経験があるのは寛平と未知だけ。「スミ子姉さんのイメージは強烈なパワーとエネルギー。負けないように頑張ります」と未知は決意表明。前田五郎さんが演じた旦那さん(五郎造)について「小学生の頃見ていたが、フワッとしか覚えてない。今の烏川で旦那さんをやらせてもらいます」と烏川は意気込んでいた。

 未知、烏川と寛平以外には真っ赤なふんどし姿で登場する男の役に諸見里大介(40)が決まっているが「他もほぼ決まってますがまだ、(本人に)伝えてない」と寛平。木松、利松や、谷しげる(82)、4代目林家小染さんが演じた大番頭は誰になるのか。見ものだ。

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2023年2月22日のニュース