笑福亭鶴瓶　弟子・笑瓶さんは「親友」だった…「僕より先に逝くとは思いませんでした」と悲しみ吐露

落語家の笑福亭鶴瓶
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　落語家でタレントの笑福亭笑瓶（しょうふくてい・しょうへい、本名渡士洋＝とし・ひろし）さんが22日午前、急性大動脈解離のため死去した。66歳。大阪府出身。師匠の笑福亭鶴瓶（70）がこの日夜、公式サイトに追悼のコメントを寄せた。

　笑瓶さんは1980年に大阪芸術大を卒業後、鶴瓶のラジオ番組「鶴瓶・新野のぬかるみの世界」のトークに魅せられ、弟子入りした。鶴瓶は「師弟関係を結んだのは僕が29歳で笑瓶が24歳。師弟関係というよりも、信頼のおける親友のようでした」と振り返り、「一番僕のそばにいて、全ての事に気のつく男で　すごく彼がいて助かりました」と42年に及んだ師弟関係を回顧。

　そして「僕より先に逝くとは思いませんでした」と胸中を吐露し、「すごくええ顔して旅立って行きました。最期に顔見れてよかったです。お疲れ様でした」と悼んだ。

　スポニチ本紙の取材では21日に自宅で倒れ救急搬送。大動脈解離と診断され、治療を受けたが、22日午前に息を引き取った。家族がみまもる中で静かに旅立ったという。