「タモリ倶楽部」終了　“エロ企画担当”鴻上尚史氏は無念「ずっと磨きをかけていたのだが、終わるんだ」

劇作家・演出家の鴻上尚史氏
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　劇作家で演出家の鴻上尚史氏（64）が22日、自身の公式ツイッターで、テレビ朝日の名物バラエティー番組「タモリ倶楽部」（金曜深夜0・20）が3月末で放送終了することにコメントした。

　1982年にスタートして以来、タモリの博識ぶりと「空耳アワー」などのマニアックな企画の数々で金曜の深夜を静かに飾ってきた。40年の節目を迎えるのを機に、放送にピリオドが打たれることになった。

　鴻上氏はかつて、同番組にしばしばゲスト出演していた。「おお。終わるのか。終わってしまうのか」とポツリ。性をアカデミックに分析する回などが多く、番組の“エロ担当”を自負していたという。「『タモリ倶楽部』のエロ担当と呼ばれながら、ここ数年は番組に呼ばれることはなく、それでもずっとエロに磨きをかけていたのだが、終わるんだ」と、無念を記した。

　放送終了の理由について、テレビ朝日はこの日「番組としての役割は十分に果たしたということで、総合的に判断し3月末をもって終了」と説明した。鴻上氏は「残念ですが、本当に素敵な番組でした。大人が楽しむバカバカしさに溢れていました」と、独特の表現で番組の功績をたたえていた。