ジョン・ヨンファ、矢吹奈子が語る「THE IDOL BAND:BOY’S BATTLE」<後編>

[ 2023年2月22日 18:00 ]

笑顔を見せるジョン・ヨンファ(左)と矢吹奈子(撮影・望月  清香)
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 日韓合同のアイドルボーイズバンドオーディション「THE IDOL BAND:BOY’S BATTLE」(土曜深夜1・58)がTBSで放送されている。日韓の総勢54人がグローバルデビューを目指してバトルを繰り広げている。番組でMCを務めるHKT48の矢吹奈子とプロデューサーを務めるCNBLUEのジョン・ヨンファが本紙の取材に応え、これまでの感想やファイナルラウンドの見どころを語った。<後編>

 ――プロデューサーさんとはどんな会話をしましたか。

 ヨンファ「N.Flyingがプロデュースしたチームのライブが終わってから、N.Flyingのところに行って、あれはN.Flyingのスタイルだったねと話していました」

 ――KEYTALKさん、感覚ピエロさんの日本のバンド2組の印象は。

 ヨンファ「日本のプロデューサーさんは、(自分がプロデュースするチームと)一緒に練習できる時間がたくさんありませんでした。それが大変だなと思っていたんですけど、ZOOMを使って指導されていて、本当に最善を尽くされていました。大変そうだなと思いましたけど、ライブを見たらすごく格好良かったです。KEYTALKの小野さんのモノマネができるようになりました(笑い)。(小野のモノマネで)チェゴ!チェゴー!4ヶ月毎月会っているから日本でも会いたいです。今はライブの機会はないですけど、夏に日本のいろんなフェスティバルに出たいと思っているので、そういったステージで一緒になるかもしれないです。ぜひ一緒にやりたいです」

 ――第3ラウンドではJACKBOYSに自分たちのライブに呼びたいとおっしゃっていましたが。

 ヨンファ「JACKBOYSだけではなく、僕がプロデュースしたチームにはプレゼントだと思って、ぜひ一緒にやれたらいいなと思っています!皆さんに見て欲しいです」

 ――矢吹さんは参加者たちのステージからどんな刺激を受けましたか。

 矢吹「私はグループに所属していますが、今年の春に卒業をするので、THE IDOL BANDのプログラムに挑戦し、成長していく参加者の皆さんの姿に勇気をもらいました。ステージを重ねるごとに自信がついていくのが見えて、私もこれからも挑戦し続けようと改めて思いました」

 ――卒業までどんな風に過ごしたいですか。

 矢吹「今まで目標を書き出してアイドル活動をしてきたんですが、その目標は全部達成できたので、卒業までの時間はメンバーやファンの方との時間を大切にしていきたいなと思っています」

 ――ヨンファさんは参加者のステージからどんなことを感じましたか。

 ヨンファ「みんな若いけど、本当に音楽が大好きで、僕たちも上を見ていた頃の気持ちを思い出しました。僕たちもこれからも頑張って夢を目指していきたいなと思えて、勉強になりました」

 ――このオーディション番組が自分たちのパフォーマンスに与える影響は。

 ヨンファ「これを見て僕たちもものすごくライブをやりたいなと思いましたし、やっぱりライブは楽しいなと思いました。これまではパフォーマーだったんですけど、観客になってバンドを見て、やっぱりバンドの魅力はライブだなと改めて思いました。僕たちも早くライブがやりたいです」

 ――矢吹さんが感じたバンドの魅力は。

 矢吹「以前からバンドの曲を聞いていましたが、この番組を通してより注目して見るようになったり、それぞれの楽器の音をしっかり聞くようになりました。楽器の知識があればもっと楽しみが増えるような気がしています。この番組を見てバンドに興味をもった方もたくさんいると思うので、これからもバンドファンが増えたらいいなと思います」

 ――ファイナルラウンドの見どころは。

 ヨンファ「ファイナルのミッションが“プロデューサー”です。プロデューサーのカバー曲とプロデューサーが作ったオリジナル曲の2曲を披露します。プロデュースするバンドのために僕も曲を書き下ろしました。僕も一生懸命準備中ですので、ぜひ注目して欲しいです!」

 ――どんな気持ちを込めて作ったのですか。

 ヨンファ「僕は曲をつくるときにメンバーの映像をずっと見て、みんながどういう気持ちかを考えて作りました。みんなに聞かせたら、メンバーたちも自分たちにぴったりの曲だと言ってくれて、うれしかったです。曲を聞いて泣いてくれました。メンバーの魅力が生きるような曲を作りました」

 ――ファイナルラウンドが楽しみですね。

 矢吹「私も生放送で、視聴者の方と同じタイミングでステージを見ることになります。どんな曲が披露されるのかすごく楽しみです。緊張しますね。(司会は)緊張しますが、頑張ります」

 ――どんなパフォーマンスをしてほしいですか。

 ヨンファ「真心を大切にしてほしいです。今まではカバーのみしてきているから、参加者たちにとっても初めてのオリジナル曲です。自分たちの色を出すことを目指して欲しいです」

 ――他のプロデューサーたちのバンドも楽しみですね。

 ヨンファ「日本のプロデューサーの曲が聞きたいです。韓国の3組もいいですし好きですけど、スタイルをよく知っています。でも日本のプロデューサーさんたちの曲は新鮮に感じると思います」

 矢吹「どんな曲になるのか想像ができません。すごく楽しみです」

 ――最後に、視聴者、参加者にメッセージを。

 ヨンファ「ファイナルまで本当によく頑張った。僕たちじゃなく参加者たちが本当にファイナルまで頑張った。いろいろな経験をして、ファイナルまで勝ち進んだ参加者たちなので、どのチームも本当にいいステージになると思います。視聴者の皆さんは、ぜひ自分が好きだなと思うバンドを選んでください。CNBLUEもよろしくお願いします」

 矢吹「あっという間に最終回になってしまったという感覚があります。最終ラウンドまで残っている参加者の皆さんは本当に自信を持って欲しいですし、落ちてしまった方も、前を向いて、また夢に向かって進んで欲しいなと思います。デビューするメンバーはここから新しいスタートになるので、ずっとずっと輝いてほしいです。この番組が終わっても参加者の皆さんを応援していきたいです」

 ――デビューしたバンドにはどんな活躍をしてほしいですか。

 ヨンファ「いろんな経験が大事ですから、ライブもたくさんやったらいいなと思います。CNBLUEともライブを一緒に出来たらうれしいです」

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2023年2月22日のニュース