笑福亭笑瓶さん急死 66歳 鶴瓶の弟子「よし子ちゃん」のものまねで人気 メガネがトレードマーク

[ 2023年2月22日 13:32 ]

笑福亭笑瓶さん
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 べっこう色の眼鏡がトレードマークでバラエティー番組などで活躍した落語家でタレントの笑福亭笑瓶(しょうふくてい・しょうへい、本名渡士洋=とし・ひろし)さんが22日午前、急性大動脈解離のため死去した。66歳。大阪府出身。

 スポニチ本紙の取材では21日に自宅で倒れ救急搬送。大動脈解離と診断され、治療を受けたが、22日午前に息を引き取った。家族がみまもる中で静かに旅立ったという。

  1980年に大阪芸術大を卒業後、笑福亭鶴瓶(70)のラジオ番組「鶴瓶・新野のぬかるみの世界」のトークに魅せられ、弟子入り。バラエティー番組「突然ガバチョ!」など、関西で活躍した後、東京に進出。「ものまね王座決定戦」で「魔法使いサリー」のキャラクター、「よし子ちゃん」のものまねを披露して人気に。BS-TBSの情報番組「噂の!東京マガジン」のレギュラーでもお茶の間で親しまれた。ものまねのレパートリーは広く、「ヤッターマン」のボヤッキー、ウィッキーさんなどで明るい笑いを届けた。

 2015年12月には千葉県のゴルフ場で同じ大動脈解離で倒れ、ドクターヘリで搬送され、治療を受けていた。この時、約3週間の入院を経て復帰、最近では16日にレギュラー出演しているBS-TBS情報番組「噂の!東京マガジン」の収録に参加。12日の放送分でも元気な姿を見せていただけに仕事関係者の間に驚きが広がっている。

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