NHK総局長 大河での一部CG技術違和感の声にも意義強調「楽しんでいただければ」

[ 2023年1月18日 15:55 ]

東京・渋谷のNHK社屋
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 NHKは18日、東京・渋谷の同局で定例会見を行った。林理恵メディア総局長が、8日にスタートした大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)について言及した。「家康と一緒に悩んだり選択していただいたりしてほしい。翌日の月曜日から元気になれるような大河になれば」と呼びかけた。

 林総局長は「これまでとは違う家康像を前面に押し出している」と作品を評価。主演の松本潤(39)についても「家康という役に情熱をもって向き合っていただいていると聞いている。様々な活動にも積極的に取り組んでいただいている」とした。

 今作ではバーチャルプロダクションを始めCG技術を多様。一部視聴者からは「馬の動きに違和感もある」などの評価もある。そんな中で「年々と時代劇を撮影するロケーションの条件が厳しくなっている。持続可能な形で時代劇の撮影を続けるためにも、今作はその過程として楽しんでいただければ」と意義を強調した。加えた「建物1つ1つを最新の歴史資料をもとにCGで再現している。それを歴史研究資料としてもいつかオープンデータ化したい」と語った。

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2023年1月18日のニュース