「ホンマでっか！？」エレベーター論争が白熱　高橋克実「最初に乗ったのに…」　専門家の見解に爆笑

高橋克実
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　俳優の高橋克実（61）が、18日放送のフジテレビ系「ホンマでっか！？TV」（水曜後9・00）に出演し、エレベーター内の不文律に対するもどかしさを口にし、出演者らの間で論争に発展した。

　この日は「私たち怒ってますSP」と題し、怒っていることや理解ができないことについて出演者たちがトーク。高橋が掲げたのは「最初にエレベーターに乗ったのに最後に降りることになるのがムカつく」という怒りだった。

　高橋はある病院での一幕を例に挙げた。「混んでいる病院とか、上から降りてくるのを待ってる。後から人が来て、最初に到着しているのは僕じゃないですか？乗りました。その人が乗りました。同じ階だったりすると、（その人が）先に降りるじゃないですか？そうすると、受付はそっちの方が先なんですよ」。MCの明石家さんまが「ポジショニングのせいや！」と疑問を呈し、「ボタンを押すところに（いればいい）」と提案すると、高橋は「なかなか…どうしても奥に（行ってしまう）」と打ち明けた。

　すると今度はタレント村重杏奈が、操作パネル前に陣取った人のケースを語った。「ボタン側の人って、“開く”のボタンをを押してないといけないじゃないですか？私が押している間、みんな出て行って、最後に出ちゃうことになる」。さらに「これマジ、憲法か何か作った方がいい」とも主張した。

　村重の怒りに、さんまは「それもポジショニングやて。階が降りていく間にスッスッ…」と、人ごみを縫って前に行くジェスチャーをまじえ説明。「一番最初に降りたいんやろ？」と問いかけたが、あまりのテクニカルな作戦に、「ドランクドラゴン」塚地武雅は「あまりにすご技やな」と驚きの声を上げた。

　エレベーターにまつわる、誰もが経験ありそうな話題だけに、議論は盛り上がった。せっかちだという俳優・竜星涼は「開いたら、（開くの）ボタンを押さずに出ます」と話した。「ブラックマヨネーズ」小杉竜一は、ボタンを押す係を引き受けることが多いそうで、「行きたいですけど、しょうがないなと思って我慢してますわ」と明かした。

　様々な意見が出た後、弁護士の堀井亜生さんは「狭い範囲で“○○すべき”とか“ルールを守るべき”とか“常識…”とか言う人は、ハラスメントを起こす側の典型です」と、自身の見解を披露。スタジオに爆笑が起きていた。憲法まで持ち出した村重は「やばくない…？」と苦笑いしていた。