紗栄子 観光牧場経営、2年で黒字転換 「客寄せパンダ」と呼ばれても…「全然ウエルカム。むしろ本望」

[ 2023年1月18日 11:30 ]

紗栄子
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 タレントの紗栄子(36)が17日放送のフジテレビ系「セブンルール」(火曜後11・00)にVTR出演。観光牧場の経営について語った。

 14歳で芸能界デビューしてから、現在までモデルやタレントとして活動。インスタグラムのフォロワーは160万人を抱える。私生活では20歳で結婚し、2児の母となって25歳で離婚。3年前、乗馬が縁で東京ドーム11個分の広さを誇る観光牧場の経営を引き継ぎ、栃木に移住した。現在は東京、栃木、宮崎の3拠点生活している。

 18頭の保護馬、スタッフ35人と週の大半を栃木で過ごす。牧場では乗馬体験を行っているが、馬は臆病なため、「馬部」と呼ばれる飼育員が慎重に調教する。「トレッキングのデビュー前は私が必ず乗って試運転してます。馬部のみんなはもうお馬さんに乗り慣れている方たちなので、その人たちよりもお客さんに近い技術で言うと私の方が近いから。スタッフも、馬にすごく乗り慣れてるわけじゃない私が乗るとか見たいはずなので、協力できることの一つでもあるし」と自ら馬に乗ってチェックしている。

 53ヘクタールの牧場をカートでまわり、スタッフに声をかけるのが日課。経営を引き継ぐ前から働いていたベテランの職員も多く「最初来た時は誰かな?って思ったの。全然俺ら芸能界わからないから」「なんとかパンダ。効果絶大だ!」と言われながらも、「私のこと?客寄せパンダってこと?まあそうね!」と笑い飛ばした。2年で赤字から黒字に転換。県外客も多く、客寄せパンダと言われても「全然ウエルカムって感じです。むしろそれができてるなら本望」とサバサバと語った。

 14歳で自ら履歴書を送って芸能界デビューし「芸能の仕事で皆さんに育てていただいて、求心力とか発信力とかを身につけさせてもらえたからそれを正しく社会に還元しなきゃいけないと思っているのが今の私で」といい、とれたて無農薬野菜を使ったランチやオリジナル商品など可能性を開拓し続ける。一方でファーム経営の資金源となっている一つがYouTubeチャンネル。登録者33万人超を誇り、「編集には口出さない。ここはあるがままの自分で」と自らのポリシーを語った。

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