倖田來未、あのプロ野球選手に贈った曲の誕生秘話「一軍に戻ったときのために曲を書くから、がんばりや!」

[ 2023年1月18日 13:59 ]

倖田來未
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 歌手の倖田來未(40)が、17日深夜放送のTOKYO FM「ディア・フレンズ」(月~木曜前11・00)にゲスト出演。プロ野球オリックスの黒木優太投手(28)のために書き下ろした曲への思いを語った。

 黒木は倖田のファンとして知られ、2017年の入寮時には倖田のCDを手にいっぱい持ち込み、契約金や年俸の最初の使い道について「ファンクラブに入る」と主張したことから“倖田ファン”として認識されるように。「いつか曲を作ってもらえる活躍を」と宣言していた中、昨年3月に倖田が黒木のための新曲「It's “K” magic」を書き下ろし、プレゼントした。

 この制作秘話について、倖田は黒木が「初めての年俸でファンクラブに入る」と話していたことを以前から知っていたという。「そいつも、私の昔の曲を使ってくれてたんです」と、自身の曲を登場曲として使用していることも認識していた。

 そんな中、「ひょんなことから、たむけんていうね、家族ぐるみで仲が良い芸人から電話かかってきて、“今、黒木とおるから電話かわっていいか?”と…」と、お笑い芸人・たむらけんじを介して黒木と直接会話をする場面があったという。黒木はこの時「今、二軍から一軍に上がれるかもしれない。今はその境目。だから、來未さんパワーください」と電話で伝え、倖田は「わかった。一軍に戻ったとき用の曲、書くから、がんばりや!」と激励。この会話が、曲の誕生につながった。

 「楽曲を作って、“もし一軍に帰れたらこの曲を使ってね”って渡したんです。そしたら、一軍に返り咲いたときにこの曲をかけてくれたんですよ。それがすっごい嬉しくて~!」と興奮気味に振り返った倖田。「その日の様子もたむけんがメールくれて、“おまえの曲が流れてるで~!”って動画を送ってくれて、もう、凄く嬉しかった」と回顧。「音楽で、少しでも背中が押せるのであればという思いで作った。黒木選手の『K』、倖田來未の『K』でもある。マジックを起こす、これがマジックなんだっていう曲です」と思いを打ち明けた。
 

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2023年1月18日のニュース