鈴木紗理奈 “歌舞伎町のハウル”逮捕に私見 細野弁護士「ハウルを美化するのは違う」

[ 2022年6月26日 11:14 ]

鈴木紗理奈
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 タレントの鈴木紗理奈(44)が26日放送のTBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)に生出演。警視庁少年育成課が東京都青少年健全育成条例違反の疑いで、東京都新宿区の職業不詳、小川雅朝容疑者(32)を逮捕した事件について語った。

 小川容疑者は東京・歌舞伎町の「トー横」と呼ばれる一角で炊き出しや清掃活動をしているボランティア団体「歌舞伎町卍会」の代表で「ハウル・カラシニコフ」と名乗っていた。逮捕容疑は昨年12月と今年3月、自宅で少女にみだらな行為をした疑い。警視庁が家出中の少女を保護し発覚した。

 少女とは団体の活動で知り合ったといい、繰り返し自宅に誘ったとみられ、少年育成課によると「19歳と聞いている。みだらな行為をしたかは話したくない」と容疑を否認している。

 紗理奈は「一定数こういう子たちっていて、国が用意する機関とかって自分たちの気持ちわかってくれないというか。こういうとこに出入りする子って、ちょっとグレたというかちょっと非行に走ってる子じゃないですか。どちらかというと、ハウルさんがいたからこそ保たれていた秩序みたいなのもあったのかなと。16歳に手を出しちゃったのは悪いと思うんですけど、一方的に悪いものと排除したらほんまに居場所なくなっちゃう子はいるんじゃないかと思う」と私見を口にした。

 コメンテーターの細野敦弁護士は「ハウルを美化するのは紗理奈さん、違ってて」とクギを刺した上で「少女に手を出すためにボランティア団体の立場を悪用したというのは良くない、卑劣ですよね。なおかつ少女の所持品を売却したっていうのは窃盗罪みたいなこともやってたようなので」とし、一方でボランティアによって支えられてきた「トー横キッズ」もいる現実に「とらえ方は難しい」と述べた。

 紗理奈は「10代の女の子とそういう行為を持つっていうのは、この方に限らず、なんなら30、40代の一般社会の方も普通にあったりとか。どちらかというと日本の男性ってロリコン文化みたいなのが全員じゃないけど多くあって、だからこれを卍会とつなぎ合わせるのは違うかなって」と意見。細野弁護士は「15、16歳の判断能力がない子に手を出すのはいけないということは前提ですよ」と付け加えた。

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2022年6月26日のニュース