野口五郎 15歳デビュー当時の下積み時代「残酷だった」 秀樹さんと郷ひろみのデビュー「うれしかった」

[ 2022年6月26日 18:14 ]

野口五郎
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 歌手の野口五郎(66)が26日、テレビ朝日「路線バスで寄り道の旅」(日曜後3・20)に出演。デビュー当時の下積み生活を振り返った。

 この日は歌手の岩崎宏美とともにゲスト出演。フリーアナウンサーの徳光和夫、タレントの田中律子とともに思い出の地を巡った。

 1971年に15歳で演歌歌手として「博多みれん」でデビュー。2曲目「青いリンゴ」でポップス歌手に転向し、翌72年、NHK紅白歌合戦に「めぐり逢う青春」で初出場。その後、西城秀樹・郷ひろみと共に新御三家と呼ばれ、トップアイドルとして活躍した。

 バスの中ではデビュー当時の下積み時代の話に。初めてのテレビ出演が日本テレビの「金原ジローショー」という朝のワイドショーだったといい、「歌うと、おばさんたちが見ていて、売れると思う人を〇×で出すの。僕なんか×××で…。△はなんですよ…×ばっか」と振り返った。

 同時に野口について、岩崎も「デビュー曲『博多みれん』で歌っている印象が全くないんですよ。そしたら『金原ジローショー』しか出てないっていうから」とポツリ。野口は「あとね、『圭三歌うスタジオ』っていうのがあって、新人はじゃんけんして負けると出られないのよ。俺、負けちゃったから出られなかったのよ。結構残酷だった」と苦笑した。

 当時について「15歳とかいなかったんで、楽屋も使えないし、着替えとかも全部トイレでやってました。先輩にノックしてごあいさつしたら、荷物だけ置かせていただいて、あとはずっと外にいたので」と回顧。「秀樹とかヒロミがデビューして出てきた時に、仲間ができた!と思って。一緒にトイレで替えられると思って、うれしかったですよ。(2人は)最初は(トイレでの着替えを)やっていたと思いますよ。20歳近くになってくると、和田アキ子さんにみんなタバコを教わって」と懐かしんだ。

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2022年6月26日のニュース