ノンスタ井上 尼崎市の全市民情報USB紛失問題に厳しい見解「住人の全てを引き受けてる感覚が甘い」

[ 2022年6月26日 13:47 ]

「NON STYLE」の井上裕介
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 お笑いコンビ「NON STYLE」の井上裕介(42)が26日、TBS「アッコにおまかせ!」(日曜前11・45)に生出演。兵庫県尼崎市が全市民約46万人の個人情報が入ったUSBメモリーを一時紛失した問題について言及した。

 尼崎市は23日、同市から業務委託された業者の協力会社の40代男性社員が21日に飲食店で食事や飲酒をした後、帰宅時にUSBメモリーが入ったかばんを紛失したと発表。男性社員は24日朝から吹田署員と捜索し、同日午前、居酒屋から1キロほど離れた、自宅ではないマンション敷地内でバックアップ用も含めたメモリー2本が入ったかばんを発見した。メモリーの記録は紛失前と同じままで、パスワードやデータの暗号化状態が変更された形跡はないという。一方、漏えいの可能性を排除しきれないとして調査や解析を継続している。

 番組では男性社員がUSBメモリーを持ち出す前に必要な許可を取っていなかったことや、持ち出し後、コールセンターでUSBからデータを移行したが、移行後USBのデータを消さなくてはいけないにも関わらず、怠ってしまったことなども伝えた。

 井上は「個人情報って世代間であったり、住んでる地域間で重く見てる人と軽く見てる人、だから差は出ると思うんですけど、やっぱ市が管理してるってことじゃないですか。住人の全てを引き受けてるって感覚がちょっと甘いのかなっていうのもあるし」と一刀両断。

 さらに「全然種類は違いますけど、僕が携帯電話をなくしたってなったら、それを拾った方がひょっとしたら中身見れたら。アッコさんの電話番号も入ってるし、バレちゃうのは危険やからなくさないでおこうってしっかり思ったりするのに、そこの個人情報を漏えいしたらSNSにも流せるし、インターネットで流せるしっていう時代に、この感覚はちょっとズレてるのかなと思います」と強調。「いかに人の個人情報って、人生をつかんでるかっていうのはしっかり重く、思っておいた方がいいですよね」と続けた。

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2022年6月26日のニュース