「カムカム」でロバート役 村雨辰剛の来日きっかけは学校の授業「教科書の数ページだったけど」

[ 2022年6月26日 12:42 ]

村雨辰剛公式インスタグラム(@tatsumasa.murasame)より

 スウェーデン生まれの庭師で俳優の村雨辰剛(たつまさ=33)が26日、TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」(日曜前10・00)にゲスト出演し、来日のきっかけや日本への思いについて語った。

 4月に終了したNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」では、米軍将校のロバートを演じ、お茶の間に知られるようになった。

 スウェーデンの田舎町生まれで、「小さいころからスウェーデンを飛び出したい気持ちがあった」という。「僕から見たら狭い環境、いい環境だったけど、冒険したいという気持ちで」。高校卒業後に来日、23歳で庭師に弟子入り、26歳で日本国籍を取得した。

 日本に興味を持ったのは、歴史の授業だったという。「中学、高校生で日本史が紹介されたんですけど、戦国時代とかがすごく好きになって。歴史とか文化が大好きだったので、歴史から見たらおもしろいなと思って」。大々的に学んだわけではなく、日本を知るうちにのめり込んでいったという。「世界史で日本が紹介されたのはちょっとだったんですけど、僕がそこで興味を持った。歴史の教科書の数ページだったんですけど」とも話した。

 特に武田信玄と上杉謙信のライバル関係には感銘を受けたという。「敵でありながら、やっつけなきゃいけない相手なのに、武士の情けというか。特に上杉謙信って戦い方とか、生き方にすごく信念を持って、背後から攻めないとか。あの環境、あの時代の中でもそれを守り抜いてきたというのが、考えられないくらい衝撃的だったんですね」と熱弁をふるった。

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2022年6月26日のニュース