志村けんさん地元・東村山市、献花自粛を要請…コロナ感染拡大防止のため

[ 2020年3月31日 15:30 ]

東村山駅東口の「志村けんの木」と献花台(撮影・郡司 修)
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 新型コロナウイルスによる肺炎で29日に亡くなった志村けんさん(享年70)の地元、東京都東村山市は31日、公式サイトで、西武鉄道・東村山駅東口の「志村けんの木」付近への献花自粛を要請した。30日以降、一時的に献花台を設置したが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のために自粛を求めた。

 「東村山駅東口にあります『志村けんの木』付近に献花に訪れる方が多く、駅・グリーンバス利用者等の通行の妨げとなることや、交通安全確保等の観点から、3月30日より一時的に献花等を置く台を妨げにならない場所に設置させていただいたところでありますが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点からも、ご来訪はお控えいただきますようお願いいたします」と呼び掛けた。

 「志村けんの木」は「東村山音頭」で東村山の名を全国に広めた志村さんの功績に対して、市が感謝状を贈呈したことをきっかけに、昭和51年、東村山駅東口ロータリーに、市の木である「けやき」が3本植樹され、「志村けんの木」と名称がついた。

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