藤井聡太七段、今年度最終戦は千日手に 菅井八段と同日指し直し 棋聖戦決勝T準々決勝

[ 2020年3月31日 18:43 ]

大阪市の関西将棋会館で午前10時に始まった棋聖戦の決勝トーナメント準々決勝で菅井竜也八段と対戦中の藤井聡太七段
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 将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(17)が31日、大阪市の関西将棋会館で午前10時に始まった棋聖戦の決勝トーナメント準々決勝で菅井竜也八段(27)と対戦。午後6時24分、131手目で千日手が成立した。最初の対局と先後を入れ換え菅井の先手で、同54分から指し直し局が行われる。

 持ち時間各4時間のうち藤井が3時間57分、菅井が2時間28分を消費。残り時間3分だった藤井は規定により指し直し局では1時間になり、菅井は同じく57分が足された2時間29分となる。

 この日の本年度最終戦を前に、前回24日の対局を終えた段階で2019年度の成績を52勝12敗、勝率0・8125(いずれも未公開対局を含む)とし、勝数と勝率で全棋士トップが確定した藤井。実質的なデビュー年度となった2017年度から史上初となる3年連続での勝率8割以上は、この日の対局で例え敗れたとしてもすでに決まっている。その偉業に花を添えられるか、来年度の目標となる初のタイトル挑戦・獲得に向けて前進できるかがこの日の注目だったが、千日手の展開となった。

 棋聖戦は藤井にとって史上最年少タイトル挑戦記録更新がかかる最後の棋戦。現在の記録は屋敷伸之九段(48)が持つ17歳10カ月。本局を含めて3連勝すれば現冠保持者の渡辺明3冠(棋王、王将を含む=35)への挑戦権を手にする。

 タイトル獲得の最年少記録(屋敷の18歳6カ月)は棋聖に王位、王座、年末に番勝負が決着する竜王戦まで4棋戦で更新の可能性がある。

 ▽千日手 駒の配置、両対局者の持ち駒の種類や数、同じような手順が繰り返されて局面が進展せず、全く同じ状態が1局中に4回出現すると千日手になる。その勝負をなかったことにして引き分けとし、先手と後手を入れ替えて最初からやり直す。

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