朝ドラ「エール」好発進!世帯平均21・2% 土屋CP「これからも見どころ盛りだくさんです」

[ 2020年3月31日 14:34 ]

東京・渋谷区のNHK社屋
Photo By スポニチ

 俳優の窪田正孝(31)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)が30日にスタートし、初回の平均世帯視聴率は21・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが31日、分かった。前作「スカーレット」の初回20・2%を上回り、朝ドラ6作連続で初回20%超えの好発進となった。

 朝ドラ通算102作目。モデルは全国高等学校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」などで知られ、昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而(こせき・ゆうじ)氏(1909~1989)と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏。昭和という激動の時代を舞台に、人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家・古山裕一(窪田)と妻・関内音(二階堂)の夫婦愛を描く。男性主演は14年後期「マッサン」の玉山鉄二(39)以来、約6年ぶり。

 第1話では、「紀元前一万年」の原始時代、西部時代、1980年のテニス選手、70年代フォークと流れる異色のオープニングが話題に。激動の昭和という時代。音楽の力により人と人を結んで勇気づけたある夫婦の物語。昭和39年10月10日、東京オリンピック開会式の日。聖火ランナーが東京の街を走り、国立競技場で開会式が始まろうという時、会場に足を運んでいた古山裕一(窪田)が姿を隠してしまう。慌てて裕一を探し回る妻の音(二階堂ふみ)。裕一は自分が作曲した開会式の音楽を皆が受け入れてくれるか不安だったのだが、その時…という展開だった。

 制作統括・土屋勝裕チーフプロデューサーは「オープニングの原始時代に驚かれた方も多かったと思いますが、これからも見どころ盛りだくさんですので、『エール』を半年間楽しんでいただければ幸いです。福島で生まれた青年が、豊橋の女性と出会い、様々な困難を乗り越えて歩んでいく物語です。二人が生きた昭和は、戦争という悲劇がありました。くじけそうになりながらも必死に夢を実現しようと、励ましあいながら生きていく登場人物たちの姿が、視聴者の皆さまに『エール』となって届くことを願っています」とコメントした。

続きを表示

この記事のフォト

2020年3月31日のニュース