元巨人監督・堀内さん 小林の好リードを絶賛「しまいにはタイムリーまで打っちゃってね(笑)」

[ 2022年3月30日 22:17 ]

セ・リーグ   巨人3―1ヤクルト ( 2022年3月30日    神宮 )

堀内恒夫氏
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 元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫さん(74)が30日、自身のブログを更新。同日のヤクルト戦(神宮)で開幕戦以来4試合ぶりにスタメンマスクをかぶり、好リードでチームを勝利に導いた巨人の小林誠司捕手(32)を絶賛した。

 「1番の見どころはね」と、まずは巨人が2―0とリードして迎えた6回裏の守りについて触れた。好投を続けていた先発左腕・メルセデスが1死一、二塁のピンチを招いたところで降板。ここで2番手右腕・鍬原がマウンドへ上がった。打席には5番・サンタナ。鍬原は3球連続ボールの後でストライクを取り、カウント3ボール1ストライクからの5球目で一邪飛に打ち取った。

 「誠司はこのカウントから5球目にスライダーを要求した。ストレート主体できてまさかこのカウントでスライダーを投げてくるとは想像していなかったと思うよ。サンタナはビックリしただろうね。思わず手を出してポップフライですよ」と堀内さん。「今日の誠司は冴えてたねぇ」と好リードに賛辞を送った。

 また、「それと、もう1つ。メルセデスってとにかく早く投げたいタイプ。誠司はボールを受けたらとっとと返すようにしてメルセデスのリズムを崩さないように上手くやってるなって思ったよ」と小林がメルセデスのテンポいい投球を呼んだことも高評価。「しまいにはタイムリーまで打っちゃってね(笑)」「今日は4打数1安打それでいいんですよ」と4回に貴重な追加点となる二塁打を放った打撃についても評価していた。

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2022年3月30日のニュース