巨人・メルセデス「アリガトウゴザイマ～ス！」　ヤクルト打線を6回途中2安打零封　今季1勝にスマイル！

セ・リーグ   巨人3―1ヤクルト （ 2022年3月30日    神宮 ）

＜ヤ・巨（2）＞お立ち台で笑顔を見せるメルセデス　（撮影・森沢裕）
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　巨人の来日6年目左腕、C・C・メルセデス投手（28）が開幕5戦目となったヤクルト戦（神宮）で今季初登板初先発。6回途中2安打無失点と好投して今季初勝利を挙げた。

　試合後、敵地でのヒーローインタビューに臨んだメルセデスは「アリガトウゴザイマス」と日本語で第一声。「本当にこういう結果になって本当にうれしいです。神様にもしっかり感謝して、またこれからチームに貢献できるように頑張っていきたいと思います」と笑みを浮かべた。

　今季初登板が昨シーズン20年ぶり日本一に輝いた王者・ヤクルト戦。「本当に素晴らしい、いいチームなので、アグレッシブさというものを常に全球、1球1球込めて投げようということを考えて投げていました」と振り返り「結果的に非常にいい試合になったと思いますし、何より味方の打線がしっかり助けてくださって、おかげで勝つことができたので本当に良かったと思います」と感謝した。

　4回、新助っ人のポランコに来日1号となる先制ソロが飛び出し、ウィーラーも7回に貴重な追加点となる今季1号。メルセデス自身も3回の今季初打席で4年ぶりとなる二塁打を放った。そのことに触れられると、照れたように笑ったメルセデス。「味方打線が本当に素晴らしい仕事をしてくださったと思います」と再び感謝した。

　また、ファンへのメッセージを求められると「アリガトウゴザイマ～ス！」と再び日本語で話して笑顔。「本当にきょうはありがとうございます。最後の最後までまたこれからも応援のほうをよろしくお願いします」とし、何度もスタンドに頭を下げていた。