カブス鈴木誠也 オープン戦3試合快音なしも「タイミングだけ」 松坂大輔氏が観戦

[ 2022年3月30日 10:29 ]

カブスの鈴木誠也(AP)
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 カブスの鈴木誠也外野手(27)は29日(日本時間30日)、本拠地でのダイヤモンドバックス戦に「2番・右翼」で出場し、2打数無安打、2三振、1死球。7回から退いた。オープン戦の成績は6打数無安打、1四球、1死球、4三振となった。

 初回、先発右腕デービーズから初死球も初安打は生まれなかった。3回はメジャー通算56勝のデービーズの91マイル(約146キロ)のシンカーに空振り三振。6回は通算44勝右腕ストレイリーのスライダーにバットは空を切った。これでオープン戦3試合で8打席を消化し安打はなく4三振。鈴木は今の状態を「タイミングだけだと思います。いつも通りのシーズン前というか、ボールを見出している感じ」と説明。ファーストストライクから積極的にアプローチできていない部分を反省した。

 守備では5回、1死一塁からハメルの右前打を素早く処理し三塁へワンバンド送球を見せたが判定はセーフ。周囲の好送球の評価に本人は「ちょっとタイミングが合っていない。自分の中ではちゃんとしたボールが投げられていない。コースもちょっとずれていた」と反省した。

 また、この試合をレッドソックスなどで活躍し昨季限りで現役引退した松坂大輔氏(本紙評論家)が観戦。鈴木について「カブスのユニフォームが似合っていますね」と笑顔で話した。

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2022年3月30日のニュース