巨人・メルセデス 今季初登板初先発で6回途中2安打無失点好投 勝利投手の権利を得て降板

[ 2022年3月30日 19:39 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2022年3月30日    神宮 )

<ヤ・巨(2)>6回途中でマウンドを降りるメルセデス (撮影・森沢裕)
Photo By スポニチ

 巨人の来日6年目左腕、C・C・メルセデス投手(28)が開幕5戦目となったヤクルト戦(神宮)で今季初登板初先発。6回途中2安打無失点と好投し、勝利投手の権利を得て降板した。

 初回を3者凡退で立ち上がったメルセデス。2回は先頭の村上から連続四球を出し、犠打と申告敬遠などで2死満塁のピンチを招いた。だが、ここは打席に立った相手先発左腕・石川を鋭い打球ながら左飛に仕留めて無失点。その後も無失点で順調にイニングを重ねた。

 味方打線は4回にポランコの来日1号アーチと女房役を務める小林の適時二塁打で2点を先取。そして、2―0のまま迎えた6回だった。先頭・青木を四球で歩かせ、山田は外角直球で空振り三振に仕留めたものの村上に左前打されて1死一、二塁とされると、ここで原監督が出て交代を告げた。なお、ここでリリーフした鍬原がサンタナ、長岡をわずか7球で連続一邪飛に抑え、メルセデスは無失点となっている。

 メルセデスの投球内容は5回1/3で打者22人に対して74球を投げ、2安打無失点。3三振を奪い、与えた四死球は4つだった。なお、昨季7勝のメルセデスはオープン戦では先発1度を含む5試合に登板し、防御率3・55だった。

続きを表示

2022年3月30日のニュース