大阪桐蔭　PLに並んでも過信なし　西谷監督「甲子園でやりたいという欲、貪欲さ、一生懸命さ持っている」

実戦形式の練習をする大阪桐蔭の選手たち
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　準々決勝で「KKコンビ」を擁した84年PL学園に並ぶ選抜最多タイ1試合6本塁打などで記録的大勝を収めた大阪桐蔭は、大阪府大東市内で調整。星子天真主将は「過信ではなく自信になった」とチーム状態に手応えを口にした一方「力が足りないことはわかっている。勘違いしている選手は一人もいない。浮かれることなく今一度、気を引き締め直そうと（ナインに）伝えた」と、いっさいの隙を見せないつもりだ。

　西谷浩一監督も過去3度の選抜制覇チームと比較して「現時点では力がない」と話す。その半面、「甲子園でやりたいという欲、貪欲さ、一生懸命さは持っている」と戦いぶりは評価。「いいことばかりを考えず、相手より1点勝てればいい。粘って粘って粘り抜きたい」と4年ぶりの頂点へ一戦必勝を誓った。