元オリックス・川口知哉氏 母校・龍谷大平安の投手コーチ就任へ 恩師の原田監督と二人三脚で強化

[ 2022年3月30日 05:31 ]

川口知哉氏

 歴代2位の甲子園通算103勝を誇る龍谷大平安(京都)の投手コーチに、OBで元オリックスの川口知哉氏(42)が4月1日付で就任することが29日、分かった。

 同氏は97年春、エースとして23年ぶりの選抜勝利を同校(当時は平安)にもたらすなど8強入り。同年夏は準優勝の原動力となり、水戸商(茨城)・井川慶(元阪神)、鳥取城北・能見篤史(現オリックス)と「高校生左腕三羽ガラス」と呼ばれた。ドラフトでは4球団競合の末、オリックスに1位入団。プロ7年間で未勝利に終わったが、引退後は中学生を2年、女子プロ野球を11年間指導し、実績を積んできた。

 同校は19年春を最後に甲子園から遠ざかっており、恩師でもある原田英彦監督との二人三脚で母校強化に取り組む。

 ◇川口 知哉(かわぐち・ともや)1979年(昭54)8月25日生まれ、京都府城陽市出身の42歳。平安(現龍谷大平安)では1年夏からエースで3年の春夏連続で甲子園出場。97年ドラフト1位でオリックス入りも、故障や制球難に苦しみ通算9試合0勝1敗、防御率3・75。04年に引退後は日本女子プロ野球機構でコーチ、監督を歴任。左投げ左打ち。

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2022年3月30日のニュース