楽天・マー君 259日ぶり勝った!石井監督に並ぶ日米182勝目、まい夫人誕生日に力投7回6K

[ 2022年3月30日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天2-1オリックス ( 2022年3月29日    京セラD )

<オ・楽>ヒーローインタビューを終え、ファンにあいさつする田中将(撮影・後藤 大輝)
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 吠えた。93球目。楽天・田中将が7回2死走者なしから、後藤をスライダーで空振り三振。7回1失点、6奪三振で今季初勝利を挙げた。

 「自分にとっての開幕戦。1失点はあったけど、要所要所を抑えることができたから勝てたと思う」

 3回、バレラに先制の右翼線二塁打を浴びたが、初回に154キロを計測した直球を支えに4回以降は1安打に封じた。8年ぶりに古巣復帰した昨年は、7月13日のソフトバンク戦での4勝目の後、10戦勝利なしでシーズン終了。259日ぶりの白星は石井監督と並ぶ日米通算182勝目となり「いやあ、時間かかりましたね。しんどかったです」と本音も隠さなかった。

 昨年1月の入団会見で自身の勝ち星を超えるまで「マサヒロと偉そうに」呼ぶとしていた石井監督は「“マサヒロさん”くらいで。次の登板で抜いてほしい。僕の順位が下がるかな」と笑わせた。

 この日はまい夫人の38歳の誕生日。田中将は「今日は妻が誕生日だったので絶対に勝ちたかったんで、良かったです」と柔らかな笑みをたたえた。

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2022年3月30日のニュース