西武ドラ2・佐藤 将来の夢は「仕事につければいい」「サラリーマン」、母が明かした幼少期

[ 2022年3月30日 05:30 ]

パ・リーグ   西武4-0日本ハム ( 2022年3月29日    札幌D )

西武・佐藤の家族写真(右から)父・智春さん、姉・純華さん、佐藤、母・由美子さん(家族提供)
Photo By 提供写真

 【母・由美子さん祝福メッセージ】デビュー戦でプロ初勝利を挙げた西武・佐藤の母・由美子さん(49)は、宮城県仙台市内の自宅でテレビ観戦。息子への祝福メッセージをスポニチ本紙に寄せ、頭脳派左腕の幼少期を語った。

 プロ野球選手という夢を持つような子ではありませんでした。小学校や中学校の文集にも、夢は「仕事につければいい」とか「サラリーマン」と書いていました。

 1歳の頃から「きかんしゃトーマス」のプラレールで2、3時間一人で遊んだり、「ポケモン」が好きで図鑑を熟読してキャラクターの名前や技を全部暗記する。凄く集中するタイプで、同じことを続けてやれる子でしたね。

 何の制限もなく甘やかして育てたので、テレビもゲームも見放題、やり放題。「勉強しなさい」ということもありませんでした。口出ししなかった分、自分で考えて時間をつくって勉強する力が身についたのでしょうか。

 母の日には毎年必ずお花を送ってくれます。照れくさいのか、メッセージに自分の名前でなく筑波大時代は「筑波の野球少年より」と書いてありました。

 今日は娘の誕生日でしたので、いいプレゼントになりました。本当に私たちにとっては出来すぎた子。ケガだけはせずに、誰からも愛される選手になってもらいたいです。

 ≪父・智春さん感謝≫テレビ観戦した父・智春さん(49)は「息子が野球を続けてくれたおかげで、父親としていろいろな経験もさせてもらっている」と感謝した。自身が高校時代にサッカー部だったため、佐藤も小学2年時に1年間スポーツ少年団でプレーしたが「見るからにセンスがないなと思った」と笑った。小学生時代からティー打撃のトス上げやキャッチボールなどでサポート。「ここから本当のプロの戦いが始まる」とハッパをかけた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年3月30日のニュース