日本ハム、25年ぶり開幕5連敗　新庄監督、初勝利が遠い逆転負け…初回に先制も6回に逆転許す

パ・リーグ   日本ハム3ー5西武 （ 2022年3月30日    札幌D ）

＜日・西＞6回、投手交代を告げベンチに下がる新庄監督（撮影・高橋　茂夫）
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　日本ハムは30日に行われた西武戦（札幌ドーム）で3―5の逆転負けで、開幕5連敗となった。

　先発の加藤が5回まで1安打投球と西武打線につけ入る隙を与えない投球。しかし、1点リードで迎えた6回に突如崩れた。簡単に2死を奪った後、1番・鈴木から7番・栗山まで7人連続の単打を浴びて一挙5失点で逆転を許した。加藤は5回2/3を投げて6奪三振も5失点で降板となった。

　その後は古川、宮西、井口、杉浦が無失点に抑えてサヨナラ勝利を信じたが届かなかった。

　その打線は初回1死、渡辺が三塁打を放ち、連続四球もあり1死満塁とした。この場面で石井が右犠飛を放ち、先制点を奪った。だが、その後はチャンスをつくるも追加点は奪えなかった。

　4回2死二塁の場面では二走の石井が投球後に飛び出して、タッチアウトでチームとしては前日に続く走塁ミスでチャンスを潰した。5点を奪われて逆転を許した直後の6回の攻撃では1死から近藤が右前打、清宮が右翼フェンス直撃の二塁打で二、三塁とし、石井の一ゴロ、アルカンタラの中前打で2点を返したが、後2点を奪うことができず、開幕5連敗で今季初勝利はお預けとなった。

　また、開幕5連敗は、54、97年に記録した球団ワースト記録の6連敗以来25年ぶりの屈辱となった。