日本ハム・上沢　2被弾も8回4失点粘投実らず「8回の一発はかなり、こたえました」

パ・リーグ   日本ハム0－4西武 （ 2022年3月29日    札幌D ）

＜日・西＞8回、山川にこの試合2本目となるソロを浴びた上沢（撮影・高橋　茂夫）
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　日本ハムのエース右腕・上沢が今季初黒星を喫した。本拠地開幕戦となる西武戦で今季初先発し、8回6安打4失点で降板。コロナ下の札幌ドームでは最多となる2万868人の観客に初勝利を届けられず、「粘って投げようと思っていたが、8回の一発はかなりこたえました」と唇をかんだ。

　2回に山川に先制ソロを浴びるなど2点を失うと、0―3で迎えた8回には2死から再び山川にソロを被弾。警戒していた相手ではあったが「あそこ（8回）で3人で抑えて帰ってくるのと、1点を取られてしまうのはだいぶ大きな差。今日はことごとく要所で粘れなかった」と悔やんだ。

　本拠地開幕戦で満を持しての登板。126球を投げたが、打線の援護にも恵まれなかった。今季チームの先発投手陣では最長の8回を投げ「交代と言われるまでが僕の仕事なので。直接点に絡んでしまう打たれ方をしてしまった。なんとか、次の登板から工夫したい」と前を向いた。（清藤　駿太）