広島・床田「逆転してくれると信じていた」 先制許すも7回1失点で今季初勝利、打線に感謝

[ 2022年3月30日 21:55 ]

セ・リーグ   広島8-3阪神 ( 2022年3月30日    マツダ )

<広・神(2)>ヒーローインタビューを終えプロ初安打を放った中村健(右)と喜ぶ床田 (撮影・奥 調)
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 広島の床田寛樹投手(27)が、今季初登板となった30日の阪神戦で7回を4安打1失点に抑え、今季初勝利を挙げた。

 試合後、お立ち台に上がった床田の言葉が今のカープを象徴していた。「最少失点でいければ、逆転してくれると信じていたので、勝ててよかったです。絶対に打ってくれると思っていたので、何とか自分は試合を壊さないように粘ろうと思っていた」。5回にロハスに先制弾を浴びたが、気持ちを冷静に保ち、打線の援護を待った。その結果、6回からの3イニングで8得点という逆転劇となり、床田に“予想通り”の白星が転がり込んできた。

 開幕から4連勝でマウンドに上がったが、自然体で勝負できた。「チームも勝って、良い流れで来ていたので、何とか勢いに乗ることができた」。その要因はシンプルに「ストライク先行で勝負できた」というもの。阪神打線に連打を許さず、傷口を最小限にとどめた好投だった。

 床田は最後に「ファンの皆さんの応援が力になっています。これから良い時も悪い時もあると思いますが、変わらない温かい声援をお願いします」と話し、本拠地のファンから大声援を浴びていた。

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2022年3月30日のニュース