巨人・原監督の采配ズバリ!リリーフ陣が好投「鍬原、あるいは高梨、畠。あの辺はよく頑張りましたね」

[ 2022年3月30日 21:38 ]

セ・リーグ   巨人3―1ヤクルト ( 2022年3月30日    神宮 )

<ヤ・巨(2)>7回、ソロを放ったウィーラーを敬礼で迎える原監督(撮影・村上 大輔)
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 巨人のリリーフ陣が原辰徳監督(63)の期待に応えて好投した。

 今季初登板初先発となった来日6年目左腕・メルセデスが2―0で迎えた6回に1死一、二塁として降板すると、2番手右腕・鍬原がサンタナ、長岡を連続一邪飛に抑える好リリーフ。8回には今季初登板となった4番手右腕・ビエイラが大乱調で2四球と自らの悪送球で1死二、三塁のピンチを招いたが、ここで登板した5番手左腕・高梨が村上を二ゴロに抑え、その間に1失点したのみ。“1人1殺”の仕事をした高梨に続いて6番手として登板した右腕・畠もサンタナを空振り三振に仕留める好リリーフを見せ、9回はドラフト1位ルーキーの守護神・大勢が2者連続三振を含む3者凡退で締めくくり、今季4セーブ目を挙げた。

 原監督は試合後、鍬原について聞かれると「大きいですね。一番しんどい時にね、鍬原、あるいは高梨、畠。あの辺はよく頑張りましたね」とコメント。畠は26日の中日戦(東京D)でリリーフ登板するなり2連続押し出し四球で2点を与え、原監督に「どうフォローしてもフォローはしきれないね」とお小言を頂戴していたが、意地を見せたという指摘に「まあ、ね、はい」と原監督。また、ビエイラについては「まあ、そう簡単にはいかないよ」と苦笑いだった。

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2022年3月30日のニュース