日本ハム 栗山監督去就はシーズン後に会談へ 吉村GM「現状は何も決まってない」

[ 2020年10月22日 16:43 ]

<日・ソ23>ベンチでうつむく日本ハム・栗山監督(撮影・高橋 茂夫)
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 日本ハムの吉村浩GMは22日、21日のソフトバンク戦に敗れて4年連続で優勝を逃した栗山監督の去就について言及。「栗山監督の来季の契約に関しては決まっていない。監督の意向で話し合うのはシーズンが終わってからで、シーズン中は指揮に集中する、と。全ての日程が終了してから話し合うのが監督のスタンスなので、それを尊重して現状は何も決まっていません」と説明した。

 今季はビヤヌエバ、王柏融の助っ人外国人の不振に加え、3年目の大砲・清宮が伸び悩むなど、中田、近藤ら主力に続く戦力の底上げができなかった。投手陣でも開幕投手を務めた有原が序盤は白星が伸び悩み、守護神・秋吉の不振、抑え候補の一人だった石川直も右肘内側側副じん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けて今季中の復帰が絶望となるなど、投打ともにかみ合わず、現時点で5位に低迷している。

 吉村GMはここまでの栗山監督の手腕については「ノーコメント」とするにとどめたが、「見たとおりの順位。もちろん内容も見ている。チームの実情や編成の責任は勘案しながら、球団としてはいろんなことを含めて検討して、シーズンが終わってから決める」と話した。

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2020年10月22日のニュース