西武 5割復帰でCS射程!山野辺「一日一善」で2夜連続“サヨナラ打”

[ 2020年10月22日 05:30 ]

パ・リーグ   西武2-1ロッテ ( 2020年10月21日    メットライフD )

9回2死一、二塁 サヨナラ安打を放ち水を浴びせられる山野辺(左上)(撮影・久冨木 修)
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 打席で直球を確信した。あとはタイミングを合わせるだけ。西武・山野辺のバットから快音が響いた。二塁走者の外崎が激走し、ヘッドスライディングで生還。「正真正銘」のサヨナラ打で2夜連続の劇的勝利に貢献した26歳は、お立ち台で笑顔を振りまいた。

 「初球の直球を見逃して。昨日も同じ。だから変化球より、首を振ったので直球で来ると。必死に飛びつき打った。ベンチの歓迎も今日の方がよかった」

 9回2死一、二塁。益田が投じた初球の直球を見逃した。すぐに気づいた。ちょうど1日前と同じ状況だということを。前夜も1―1の2死二塁で打席に入り、益田の直球を見逃した。続く2球目も直球。平凡な右飛を打ち上げたが、右翼・マーティンがまさかの落球でサヨナラ勝利となった。直球が来ると確信し、149キロを見事に右前に運んだ。

 外崎の本塁へのヘッドスライディングはリクエスト判定も「外崎さんが“セーフ”と言っていたし自信があった」という。結局判定は覆らず、ナインの輪に飛び込んだ。

 試合前まで今季の先発出場は10試合も、ここ3試合連続で先発出場。一打サヨナラの場面で代打を送らなかった辻監督も「とにかく声を出し頑張っている」と目を細める。3連勝で7月31日以来68試合ぶりに勝率5割に復帰。2位のロッテとの差も4ゲームとした。

 「監督に言われた一日一善を続け、これからもアピールします」と山野辺。困惑気味な表情でお立ち台に上がった前夜とは対照的に、真っすぐな視線で語った。(大木 穂高)

 ◆山野辺 翔(やまのべ・かける)1994年(平6)5月24日生まれ、東京都府中市出身の26歳。桐蔭学園から桜美林大、三菱自動車岡崎を経て18年ドラフト3位で西武に入団。1年目の昨季は9試合の出場にとどまったが、イースタン・リーグでは29盗塁で盗塁王に輝いた。1メートル70、74キロ。右投げ右打ち。

 ▼西武・外崎 とにかく必死でヘッドスライディングした。手が先に入ったのが分かったので、セーフだと確信していた。

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