U18合宿開始 大船渡・佐々木、奥川と世界一へ 慣れない背番号11に「気が引き締まる」

[ 2019年8月23日 05:30 ]

ブルペンで投球練習する佐々木(撮影・木村 揚輔)
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 「第29回WBSC U18(18歳以下)ワールドカップ」(30日開幕、韓国・機張(キジャン))に出場する高校日本代表選手が、都内近郊で合宿を開始した。大船渡の163キロ右腕・佐々木朗希投手(3年)は、甲子園決勝を戦った星稜・奥川恭伸投手(3年)らと共闘し、世界一を目指すことを宣言。また、主将には智弁学園の坂下翔馬内野手(3年)が選ばれた。

 憧れだった日本代表のユニホーム。袖を通せば自然と力がこもった。佐々木はブルペンで変化球を交えて22球を投げ込んだ。「徐々に調子は上がってきている」。投手陣で一番若い背番号11をつけることになり、「あまり背負ったことがない番号。気が引き締まる」と気合を高めた。

 甲子園決勝が行われていた時間の舞台裏で準備を進めた。岩手大会決勝で、出場することなく敗退して以降は「自分の新たなステージに向けて頑張ろうと思った」と定期的にブルペン入り。「体に問題はない。足りないことを考えながら、練習してきた」と「世界一」に照準を合わせた。

 奥川ともチームメートになる。甲子園準V腕が聖地で先発した全試合を録画してチェックした。「直球も変化球もコントロールも、本当に凄いんだなと思った」と刺激をもらった。この大会で日本の優勝は過去一度もない。「自分たちが初めての世界一のメンバーになれるように頑張りたい」とライバルとともに頂点を目指す。

 佐々木は23日に都内近郊で行われる練習試合で登板する可能性がある。永田裕治監督は23日との2度の実戦で、奥川を除く全投手を起用する方針だ。「本人(佐々木)の意向も聞いて、適性を見て決める」。世界一になるために163キロ右腕がどう起用法されるかも注目される。(武田 勇美)

 《水上「捕球で精いっぱい」》○…ブルペンで佐々木の投球を受けた水上は「腕のしなりが凄くて球も速い。変化球も受けたことのない切れと落差だった」と驚きの表情を浮かべた。外角のフォークをはじく場面もあり、「ボールを捕ることで精いっぱいだった」と苦闘。この日は練習ながら6球団15人のスカウトも集結し、西武の渡辺久信GMも「印象は変わらない。素晴らしいのは分かっている」と話した。

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