中日・梅津が巨人斬り「強気で攻めようと」近藤真一以来のデビュー2戦2勝

[ 2019年8月23日 05:30 ]

セ・リーグ   中日7―4巨人 ( 2019年8月22日    ナゴヤD )

力投する先発の梅津(撮影・椎名 航)
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 球団史を動かした。中日の梅津が6回5安打3失点で2勝目。球団新人では史上3人目、87年の近藤真一以来、先発でデビューから2戦2勝と32年ぶりの快挙となった。

 「首位のチームとやらせてもらうので、強気で攻めようと思った。点を取られたけど勝てて良かった」

 ピンチでも大崩れしなかった。3点リードの4回、3連続四死球で2死満塁としたが、大城を左飛に打ち取ると、5回は2死二、三塁から丸の左前打で2点を返されたが、続く岡本を投ゴロ。第1打席で本塁打を許した相手に初球、145キロの直球で大胆に内角を攻め、最後は外角スライダーを引っかけさせた。与田監督からも「見た目より気の強さを持っている。先々、楽しみ」とマウンド度胸を評価された。

 1月に右肩を痛め、リハビリ生活で学んだのが「段階を踏む」ことだ。ファームで松坂や吉見らベテラン投手とキャッチボールをすると、距離を伸ばす段階では山なりの球が再び近づくにつれ強くなった。「段階をすごく丁寧にされていた。僕はキャッチボールの序盤で調子を判断していたが、終わりぐらいに状態を上げればいいと気づかされた」。1球1球に意味を込め、段階を踏む中で自身の状態を把握し、投球につなげる。その姿勢はマウンドでも変わらなかった。

 チームの連敗を4で止め、巨人のマジック点灯を阻止した新人右腕だが「今日は野手に勝ち投手にしてもらったので、次は自分が頑張って勝てるようにしたい」と意気込んだ。どこまでも強気な頼もしいルーキーだ。 (徳原 麗奈)

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