阪神・木浪3安打2打点 4試合連続マルチに矢野監督「いい悩みが増える」

[ 2019年8月23日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神8―0DeNA ( 2019年8月22日    京セラD )

3回無死二塁、木浪は右前適時打を放つ(撮影・坂田 高浩)
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 その勢いは止まることを知らない。木浪が決勝打を含む3安打2打点。夏男ぶりを全開で見せつけた。

 「打たないと盛り上がらないので。チャンスメークじゃないですけど、打って貢献したいと思っていた」

 まずは3回だ。近本の二塁打で築いた無死二塁。先発・平良の外角シンカーを右前に運び、先制適時打を放った。

 「チカ(近本)が久しぶりに先頭で出塁してくれたので、後ろにつなごうと思った結果。抜けてくれたのでよかった」

 先制打が勢いを加速させた。5回は右中間を破る二塁打。一気に三塁を狙ってアウトになったのはご愛敬でも、これで18日の巨人戦から4試合連続となるマルチ安打となった。

 ツキも味方した。4点を追加した8回はなおも一死一、三塁。痛烈なゴロは投手・斎藤のグラブの中に収まった…。当然、一塁への送球を試みたが、グラブのポケットにはさまったボールを取り出せない。その間に一塁へ駆け抜ける適時内野安打となり、一塁ベンチも笑いに包まれた。「ああなるのも運がいいなと思った」。意外な形で今季2度目の猛打賞が転がり込んだ。

 矢野監督からも、称賛された。「内容もいいし、今日も最初のタイムリーも内容のある打撃だった。見逃している姿とか、いろんなものを見ても状態がいいのは間違いない。いい悩みが増えます」。さらに激化するであろう、遊撃の定位置争い。うれしい誤算に思わず苦笑いだ。

 好調の秘訣(ひけつ)は、徹底した栄養管理にある。元々「夏場に強いタイプではない」と言うだけに、食事には細心の注意を払う。食欲が落ちる時期でも「何でも食べる」とサラリ。食べたものをスマートフォンで写真に収め、カロリー計算するなど、夏バテ防止に工夫を凝らす。

 8月は28打数13安打(・464)と打撃は右肩上がり。CS圏内に向けて、ルーキーの猛打は心強い限りだ。 (長谷川 凡記)

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